2013年2月22日

希望の星

飛行機から見下ろした景色

 今日、とあるリベラルアーツの大学の奨学金の選考会で、日本人の青年と話す機会がありました。

 彼は、アメリカで日本語教授法の修士号を取り、この大学で日本語の先生として働いているそうです。

 「東京からこんなに寒い雪深い田舎に来て、大丈夫でしたか?」と聞くと、「全然平気です。きれいだし、ちょっとドライブすれば、都会にも出れるし、田舎だからこそ、勉強する環境としては、最高です。」と溌剌とした表情で答えてくれました。

 得意の剣道をアメリカ人に広めたくて、剣道部をスタートさせたそうです。学生の日本での就職口のコネコションを強化するために、何度も学生を連れてシカゴの領事館を訪れたり、日本語弁論コンテストをサポートしたりと、精力的に日本語教育のために外部と連携を取っているそうです。

 日本でお坊さんをされているお兄様がこの大学を訪問されたときには、みんなで一緒に座禅を組んで、大好評だったそうです。

 高校生の日本語履修者は中国語に取って代わられて減少しているそうですが、大学ではむしろ増えていると聞いて、嬉しくなりました。

 このように、若く、ガッツのある青年がアメリカ人の若者に日本語、日本の文化を広めてくれているかと思うと、希望が持てます。

 Mさん、これからも頑張ってくださいね。

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