2012年1月30日

激動の時代、国際化時代の中で必要とされる理想の教育とは?



http://www.amazon.com/Catching-Leading-Way-Education-Globalization/dp/1416608737/ref%3dsr_1_1?ie=UTF8&qid=1327363008&sr=8-1


先週行われた「お父様から見たアメリカの大学受験」のセミナーで、講師の清泉先生が推薦してくださった本です。「なるほどと納得してしまう」素晴らしい本なのだそうです。

私も早速注文しました。キンドル版はないので、紙の本を郵送してもらっています。そろそろ届くのではないかと楽しみです。

著者のYoung Zhao博士は、中国生まれ、中国育ちで、アメリカで高等教育を受けられました。ミシガン州立大の教授を経て、現在はオレゴン大学教育学部で、国際化教育部門副部長、及び教育のIT化を推進するプロジェクトにもかかわっていらっしゃいます。

アメリカに住んでいると、東アジア系学生(特に中国人)の勉強熱心さ、優秀さに圧倒されてしまいます。去年タイガーマムがあれだけ話題になったのも、「なにも、あんなに詰め込まなくてもいいのでは。子供が可愛そう。」「どうしたら、あれだけ従順に子供が勉強をガリガリしてくれるんだろう。うらやましい!」「アメリカの中等教育はゆるすぎて、世界から取り残されるのでは?」という思いが交錯しているからでしょう。

中国、アメリカ両国の教育を知りぬいた著者から、これからの時代を生き抜くために、子供にはどのような教育をしていくべきかという方向性を教えていただけるのではないかと、本の到着を首を長くして待っています。

2012年1月27日

歴史と向き合う勇気を (朝日新聞 私の視点 1月26日の記事より)





去年8月の平和セミナーの講師のテニー博士をご紹介くださった「捕虜ー日米の対話代表」の徳留絹枝さんが朝日新聞に寄稿されています。


「過去を水に流す」ことができるのは、被害者がきちんと加害者から謝罪を受けた時のみであることを私たち日本人は知らなければならないと思いました。

English translation
Asahi Shimbun , Jan. 26. 2012
My View Point
Courage to Face the History: Apology for former POWs
Kinue Tokudome
Journalist
Executive Director,
Website: US-Japan Dialogue on POWs
“Please tell us how our wartime colleagues treated you. We want to learn, too.” For the two former American POWs who visited Japan Metals & Chemicals Co. (JMC)’s Takaoka Works (Toyama prefecture) last October, Director Takashi Toriyama’s words sounded as if they were wiping away their pain that they had not been able to forget for 66 years.
Mr. Harold Bergbower (91) and Mr. James Collier (88) were among the seven former American POWs invited to Japan by the Foreign Ministry. It was during the Pacific War in September of 1944, that the two men first set foot on Takaoka. One hundred and fifty American POWs were brought here from the Philippines to become forced laborers for JMC’s predecessor company, Hokkai Denka Kogyo.
Already weakened POWs were forced to perform dangerous work near open furnaces. Food and medicine were not adequate and thirteen POWs died by the end of the war.
I accompanied the two former POWs who traveled a long distance to visit Takaoka. Mr. Toriyama welcomed them and started the conversation by saying, “My late father was also a Siberian internee and I felt as if you were my own father when I received the request on your visit from the Foreign Ministry.”
Ms. Debra Bergbower-Grunwald, the daughter of Mr. Bergbower, described what followed this initial exchange at a press conference in Tokyo a few days later.
I saw friendship that happened between generations, between the generation from the Japan Metals Company and these two former POWs, sitting down at a small table, drawing a diagram, and discussing what the camp history was in 1944. And those men laughing and talking and communicating. That was where the friendship was. And that peace of mind helped and is helping my father at the age of 91. I want to thank the Japanese government for helping my father with this.
During WWII, nearly 36,000 Allied POWs were held at approximately 130 POW camps throughout Japan and forced to work for more than 60 Japanese companies. About 10% of them died in Japan. However, companies like Japan Metals & Chemicals, which are willing to welcome former POWs, are the exception. Most companies that enslaved POWs have not even acknowledged their use of POWs as forced laborers.
A resolution has been introduced in US Congress requesting that the Government of Japan respect the wishes and sensibilities of the United States former prisoners of war by encouraging those Japanese companies to do the right thing.
President of POWs' Descendants Group also submitted a written testimony for the hearing on California High Speed Rail held last month by the House of Representatives, asking those Japanese companies that are planning to bid for the project to respect their father’s dignity by acknowledging the history of POW forced labor and apologizing for it.
Former American POWs are not asking for compensation. The only thing they wish is to restore their dignity while they are alive and to have their history remembered by future generations. I hope that those Japanese companies that enslaved them will have the courage to face the history. There is not much time left.



2012年1月24日

東日本大震災1周年支援チャリティーコンサートのお知らせ


東日本大震災1周年支援チャリティーコンサートのお知らせ
入場料はおとな1人10ドル。
全ての入場料並びに寄付金はSDJENを通して被災地に直接送られます!

来たる2月4日(土) 午後5時より、Theater at Escondido Charter High Schoolにて、SDJEN協賛のチャリティーコンサートが開催されます。
1868 Valley Parkway, Escondido, CA 92027-2525

同コンサートの出演者はサンディエゴ在住の日本人音楽家が中心です。    もちろん清泉先生も出演されます。

「東日本大震災からもう1年を迎えようとしています。多大な被害をこうむり、1年近くなった今でもまだ多くの人たちが困難な生活をされています。3月11日の被災の日を忘れないために、下記の様にコンサートを開催することになりました。ぜひとも多くの人に来て頂き、少しでも支援ができればと思っています。皆様のご支援ご協力をお願いいたします」と同会代表の大渡浩平さんは話しています。

入場料は大人1人10ドルです。全ての入場料並びに寄付金はSDJENを通して被災地に直接送られます。

◎チャリティーコンサート


日時 : 2012年2月4日(土) 5 pm - 7 pm


会場 : Theater at Escondido Charter High School
(1868 Valley Parkway, Escondido, CA 92027-2525)


入場料 : 大人$10、10ー18歳$5、9歳以下無料


Pre-show : 3 pmー5 pm
食べ物やクラフト販売。生け花、書道、絵画を展示展示

演奏 : Japanese songs by Japanese Chorus “Kaguya”
  • Jazz songs by Dr. Miki Purnell
  • Soran Bushi dance by UCSD Japanese students
  • Kid singing and dancing by Kujira
  • Okinawan Dancing by Okinawan kenjin Kai
  • Taiko by Naruwan Taiko
SDJEN (San Diego Japanese Emergency Network
代表:大渡浩平さん(連絡先:contact@sdjen.org)はサンディエゴ在住の日本人の緊急災害時に対応するためのボランティアグループです。2011年3月に発足以来、数々の震災支援の活動を行っています。

2012年1月23日

お父様から見たアメリカ大学進学



今日は、清泉貴志先生から、お父様のアメリカ大学進学体験を伺いました。

先生ご自身が、日本でお医者様としてのキャリア、MBA, アメリカ企業で就職、起業、投資家としていくつものキャリアを経験されているので、「人間の興味は変わるものです。」という言葉に重みがあります。

大学受験といえば、すぐに数値で表されるもの(ランキング、SATスコア、GPA等)にとらわれがちですが、先生は、「大学名はあまり関係ありません。4年間でどのようなネットワークを築けるか、教授とどれほど親しい関係を持てるか、サイエンティストとしてやっていくなら、PhDを取るための下準備ができるか、など、全て本人次第です。」とおっしゃいました。

一番心に残ったお話は、「人間の幸せとは、チョイスの自由があることです。チョイスの種類が多いほど、幸せの度合いが増します。大学で学ぶ目的の1つに、人生のチョイスを増やすということがあります。」ということでした。

セミナーを終えて帰宅すると、今日参加された方からお礼のメールを何通か頂いておりました。みなさん、この「チョイス」という言葉に心を打たれたと書いてくださっていました。

大学受験のお話を伺う予定が、「人間の真の幸せとは?」を深く考え直すきっかけになりました。子供たちの人生をもっと大きな絵として思い描けるようになったことが感謝でした。

みなさんからの、「お話を伺って、心の霧が晴れました。」「もっと、子供を大きな目で見てやろうと思います。」「元気になれました。」というコメントが嬉しかったです。

清泉先生に、「今度は旅立つ子供たちにエールを送ってやってください」。とお願いしました。人生の先輩から子供たちが一生忘れない心の宝物を頂けることでしょう。

2012年1月22日

Gakuvoをご存知ですか? (産経新聞1月16日の記事より)



明日のぽーと会では、清泉貴志先生から「お父様から見たアメリカの大学受験」の体験談を伺います。

去年11月には、清泉先生から「東日本大震災医療ボランティア報告会」で現地の様子を伺いました。

その時に、アメリカに住む子供たちも被災地でボランティアができないものかという質問があり、先生が、問い合わせをしてくださり、日本財団Gakuvo(学生ボランティアセンター)さんを紹介してくださいました。

Gakuvoでは、これまで、岩手、宮城、福島の3県に全国約200の大学、のべ4000人を超える学生を派遣されています。現在も新規派遣の参加者を募集中だそうです。活動内容によっては、高校生の参加も可能だそうです。

ぽーと会でも、フードバザー、Yoriさんのカードの売り上げで募金を重ねてきました。明日のセミナーの参加費と合わせ、Gakuvoさんにお送りする予定です。

夏休みに、子供を参加させたいというお問い合わせも何件かいただいております。アメリカに育つ子供たちも、祖国日本のために何ができるだろうかと、いつも考えています。スケジュールが合えばうちの子供も行きたいと申しております。

2012年1月20日

元大学ファイナンシャルエイドオフィサーの方からお話を伺う会

お友達が送ってくださった、バレンタイン仕様のお部屋の写真

数日前に、元大学のファイナンシャルエイドオフィサーで、現在博士課程で「アドミッションのシステム」「奨学金を得ることによる各人種間での影響」「ファイナンシャルエイドが社会にもたらす影響力」を研究されている方からお話を伺う会がありました。

合格通知を複数受け取った場合のファイナンシャルエイドのカウンターオファーの持っていき方、アドミッションオフィスの舞台裏事情など、大変興味深いお話でした。

ご自身が複数のアイヴィーリーグで学ばれた経験、卒業後のネットワークの重要性なども伺いました。

一番心に残ったお話は、「どうかご家族でしっかり話し合ってみてくださいね。お子さんが、どんなことに興味があるのか。大学では何が学びたいか。卒業後は、どのような進路に進みたいか。ご家族の経済状態は、どうであるか。大金を払ってまで、大学を卒業する価値があるのか。進学に際して、どのようなオプションがあるのか。家族全体として、そして子供にとって、優先順位はどうなっているか。このような家族の話し合いのプロセスがとても大切です。」ということでした。

又、「大学教育を受けるということは、自分の幸せだけを追求するのではなく、教育を受けた後、いかに社会に還元できるか。この知識を使って、どうやってみんなを幸せにできるか?」もアメリカにおける、教育の目標であることを教えていただきました。

ファイナンシャルエイドのお話を伺うつもりで企画したセミナーでしたが、参加者一人一人が、もっと深い意味での教育、家族の価値観を問い直すきっかけになりました。

今回も、素晴らしい先生からお話を伺えて、本当に感謝です。

2012年1月16日

サンディエゴレストランウイーク始まる









昨日から冬のレストランウイークが始まりました。

世界中、主要都市はどこでもレストランウイークをやっていると思いますが、サンディエゴでも開催中です。

今回は、息子の誕生日が近いので、「てんぷらとお寿司が食べたい」という本人の希望でNOBUに行きました。ハードロックカフェホテルの中にあります。

おしゃれな内装で、ガンガンのハードロックを聴きながら日本食というのがすごいです。単品で頼むと結構高くなるのですが、レストランウイーク特別メニューで、4コースメニューが1人40ドルでした。携帯電話のカメラなので、写真を撮るのを途中で挫折してしまいましたが、派手なデザート付きで(私のアイスクリームなんて、鍋焼きうどんの鍋に入っていた!)、大食いの私たちでもおなかいっぱいになりました。

これがフュージョンの真髄なのか、口の中に醤油、にんにく、わさび、オイスターソース、シナモン、バニラが混じりあって、何とも表現しにくい、奥の深いコース料理でございました。

息子は、ここの内装、建築が好きで、「僕、専攻をアーキテクチャーにしようかな?」と言っています。

2012年1月15日

大学寮内でのドラッグ使用


以前にもご紹介したcalperchさんのブログに、「暖房とマリワナ」というタイトルで、大学の寮内でのドラッグについて書かれていて大変興味深かったです。

http://ameblo.jp/calperch/


大学のリサーチをしていて、心を痛めることは、あまりにドラッグ、アルコールが生活の一部になりすぎていることです。パーティー、ソーシャルライフでは欠かせない要素というのが怖いです。

大学が発表している情報では、さすがに「うちの大学ではドラッグ使用はあたりまえになっています。」などという記述は出てきませんが、インサイダー情報で探してみると、アカデミックな面で高かろうと、弱かろうと、私立だろうが州立だろうが、田舎だろうが大都会だろうが避けては通れないようです。事実としてたんたんと述べてあるだけで、特にそれが憂うべきことと考えられているわけでもなさそうです。

ドラッグの問題は、既に中学校の時から、私たちの子供たちの生活圏に入り込んでいるので、大学に入ってから新たに発生する問題ではないのかもしれません。でも、親の監視から逃れ、自由を満喫することで、深みにはまってしまう可能性もあります。

2012年1月14日

雇用不安




昨日のブログで、夫が失職したかもしれなかったという話を書きました。

友達や親から電話をもらいました。

「ドキッとしたよ。まだ仕事があってよかった。」
「全然ひとごとじゃないよ。うちも同じだよ。」
「避難訓練としてよい経験になったでしょう。」

などというコメントを頂きました。

鋭い指摘として、
「これからは、口では慰めることを言っておいて、その一方で頭の中では計算機をはじくという、二重構造にしておいたほうがいいのでは。人間的な熟練度をさらに上げるように。」というアドバイスもありました。

そうですね、大変よい経験をさせていただきました。何事も無駄な経験はないと言いますものね。


夫は、Fortune500社の中のかなり上位のエネルギー会社で働いています。日本の親戚は、「公務員の次に安定だね」とほめてくれたくらいでした。しかし、この20年、エンロン事件、金融危機など社会的な要因も影響して、いつも仕事は過酷で、雇用も不安定、レイオフも経験しています。

今の時代、会社の規模が大きくても、比較的安定した業種についていても、本人が努力を重ねコンスタントに結果を出し続けても、決して雇用が保障されているわけではありません。

私たちが育った時代は、「真面目に勉強して、いい大学に入り、男は大きい会社に入り、女はそこで働く男と結婚すれば、一生安泰」と言われていました。でも、その神話は崩壊して久しいです。

まして、今後私たちの子供たちが仕事につくころは、さらに状況は厳しくなっていくことでしょう。大学選び、キャリアをきちんと考えなければならないと、再認識させられたできごとでした。

2012年1月13日

リスクマネージメント妻



数日前、朝10時、自宅でのんびり過ごしていると、数時間前に出社した夫が急に家に帰ってきました。

「どうしたの?」と聞くと、「レイオフになった。」と言うではありませんか。朝一番で通告を受けて、すぐに荷物をまとめて、帰ってきたのだと思いました。

そのあとすぐに「このあと、どれくらいの期間失業保険が下りるか?」「FAFSAとCSSプロファイルとの関連」「ニーズベースで奨学金がおりるのは、いつからになるだろう?」「学費をしっかり払うステイタスで入学しておいて、後で事情が変わりニーズベースを申し込んでも、受け付けてもらえるか?」という考えが次から次へと頭をよぎりました。

私があまりに真剣に考え込んでいたので、夫が「冗談だって。コンピューターを家に忘れて取りに帰ったんだから。」と説明してくれました。

「職を失った僕を慰めるより先に、頭の中の学費の計算機が作動しはじめるって、なんて心の冷たい妻なんだ。」とがっかりしていました。

この不況の時代、容赦ないアメリカ企業に勤める夫を持つ妻は、リスクマネージメントの備えをしていなければなりません。(自己弁護、そして冷汗)



2012年1月12日

なぜ甘い豆が嫌いになったのか?

懐かしい給食
先割れスプーン、テトラパックの牛乳、やよいのプリン
魚肉ソーセージ、くじら肉のから揚げ、ソフト麺ミートソースかけ
チーズかまぼこ、昭和グルメのオンパレードです



昨日、ブランチの写真をブログに貼り付けていて、「どうして、好き嫌いのないはずの私が、この甘いプレートが嫌いだったか?」考えていました。


それで、思い当たったのが、給食でした。私は昔から食べるのが大好きだった上、実家のある給食センターは手間隙かけて作ってくれていたので、とてもおいしかったです。


ところが、数ヶ月に一度、どうしても食べられない献立が出て、とても苦しかったです。とにかく取り合わせが悪すぎるのです。

メニューは


○ 白玉入りぜんざい(主菜)

○ コッペパンとマーガリン (炭水化物、エネルギー)

○ テトラパック入り牛乳 (たんぱく質)

○ ひじきの煮物(副菜)


当時は、三角食べ(少しずつ満遍なく食べ進む)の指導も行われていたので、ぜんざいを食べた後、マーガリンのついたパンを食べ、牛乳を飲むというトライアングルが気持ち悪くて仕方ありませんでした。

担任の先生にとっても給食指導はクラス運営の重要な要素であったらしく、各クラスで残飯を出さないよう、食べきれない生徒は、昼休憩もクラスに残って食べなければなりませんでした。さらに、給食がきちんと食べられない班は、全員で責任を取らされるという、戦争中の隣組のようなシステムまでありました。

もちろん、アメリカの学校のカフェテリアで、子供たちが残飯を使い捨て容器と一緒とドンと大きなゴミ箱に捨てるのも見ていて辛いことがあります。「お百姓さんが一生懸命つくってくれたのに、感謝の気持ちがない。食べ物を粗末にすると罰があたる。」とついつい心配してしまうのです。

でも、日本の学校の給食指導を今振り返ってみると、なにもそこまでやらなくてもよかったのではと思います。

給食指導のお陰で私は甘い豆、甘いおかずが食べられなくなったではありませんか!!




2012年1月11日

1月のぽーと会

サンディエゴの週末ブランチ
たまねぎと目玉焼きの下にサーロインステーキが隠れています。
細切フレンチフライがカリカリでおいしかったです。


BBQポークのトルティーア包み
(取り合わせがよくなくて、おいしくなかった)
甘いBBQソースに加え、甘い豆、甘いマンゴーサルサと
スイーツ皿のようだった。
もう、頼まないようにしよう。


 
1月のぽーと会では、セミナーを2回予定しております。

来週は、元有名私立大学のファイナンシャルオフィサーで、現在は「高等教育とファイナンシャルエイド」についての研究で博士号を取得中の方からのお話を伺います。大学側から見た入試を教えて頂けるのを楽しみにしております。

再来週は、11月に「東日本大震災医療ボランティア報告会」で講師をしてくださった清泉貴志先生からお父様の立場での「アメリカの大学進学体験談」を伺います。

みなさんから違った切り口で大学進学、キャリアのことを教えていただけて、本当に感謝です。



2012年1月10日

湯たんぽ友の会

お友達も湯たんぽを買いました。
カバーが気に入らなかったので、
家にあった布で作り直したそうです。
紐にも飾りがついてて、おしゃれです。





私が、湯たんぽが大好きだと、ブログに書いたので、お友達も湯たんぽを買ったそうです。

カバーがかわいくなかったので、すぐに自分で作ったそうです。(器用な人はいいなあ。)


私は、日本の親戚にもお歳暮がわりに、アマゾン経由で送りました。お通じがよくなったという、感謝のお言葉を頂きました。(どういう関連があるんでしょう???)

日本には、「湯たんぽで体の冷えを直す」という本まであるそうです。

みなさんも、湯たんぽ友の会にぜひご入会ください。
なんと、湯たんぽで万病が治るらしい。


私が贈った、アーガイル柄。
センスが光ります(自画自賛)




2012年1月9日

息子の冬休み (4)



息子は、コンピューターサイエンスを勉強したいと言っていますが、数学が超得意というわけではないので、親としてはとても心配です。

高校では、アメリカ人が大半なので、何とかやっていけても、理系の大学に進学すると、スーパー理系アジア人に囲まれて、どうなっちゃうのだろうと、親としては今から悩んでしまうのです。

この数ヶ月の間に、息子は専攻について、別な切り口を見つけたようです。

「コンピューターサイエンスだけにこだわるんじゃなくて、僕だったらコミュニケーションとかメディアスタディでも楽しめるかも。そうすれば、僕の新聞部の経験が役立つだろう。」と言うようになりました。

カウンセラーの先生は、子供の内側から芽生える意欲を引き出すのが得意なので、なるほど、面白い展開になってきました。

親が「あなたは理系向きじゃないから、文系も考えた方がいいのでは。」なんてアドバイスしたら、大喧嘩になっていたことでしょう。

息子の将来に向けての思いは熱いのですが、テストスコアーがまだまだ寒いので、そこを改善しなければなりません。これから1年、高い山をいくつも乗り越えていかなければならないことでしょう。





2012年1月8日

息子の冬休み (3)

週に一回のファーマーズマーケット
オーガニックのもの、ヘルシーなペットのえさ、
アレルギーを配慮したベーカリー、と見るだけでも楽しいです。

息子が大学でこだわっている点は、


● 学生は楽しそうに暮らしているか?(生き生きした表情の学生が多い大学が好きなのだそうです。)

● 政治色の強かったり、極端に偏った考えの人が多い大学はつらい。

● コンピューターのクラスがたくさん取れるところ。(無理だったら、他の大学で取れるようアレンジされているところ)

● コンピューター設備が新しく、お金をかけているところ

● ジムは立派なほうがいい。

● キャンパスは、小さめで移動時間に時間がかからないほうがいい。平地だともっといい。(今の高校は丘の上にあり、朝から夕方まで丘の上り下りを何往復もして苦労している)

● 学生同士と深く、親しくつきあいたいので、学生数が少ないほうがいい。

● 先生とも親しくつきあえるところ。質問がしやすい雰囲気がいい。

● 小さいクラスで、友達とディスカッションができるところがいい。

● 南カリフォルニアにある大学

なのだそうです。

2012年1月7日

息子の冬休み (2)




以前は横須賀にいたミッドウエー
今は、サンディエゴで博物館になっています。

この冬休み、息子は大学についてのリサーチも少しずつ進めていったようです。

カウンセラーの先生が息子の学力と興味を考えた上で、リストを作ってくださったので、その中の大学をいくつか選び、毎月切り口を変えて調べています。

11月は、「いままで訪問したことのない大学、行ったことのない州の大学を選ぶ」というのがテーマでした。

12月は、「学生数が多い大学も見てみる。大学で学べる科目を見てみる。」がテーマでした。

数値(GPA, SAT, ACTのスコア、学生数、学費)などは、わかりやすいのですが、本当に知りたい内容は、シャーロックホームズのように色々な資料から見つけ出さなければならないので、大変です。

どこまで、息子が資料を読み込めているかは、不明ですが、少なくともどのような種類のサイト、本、があるかは、わかってきたようです。


2012年1月6日

息子の冬休み



去年までは、3が日から新学期が始まっていた息子の現地校は、今年度からスケジュールが変わり、まだ休んでいます。

朝ACTの問題集を勉強する以外は、ジム、プログラミング、読書、ゲーム、友達と遊ぶと相変わらずのんびり過ごしています。

息子が車を運転をするようになってから、我が家の保険料が倍に跳ね上がりました。よく調べてみると、「青少年安全運転オンラインコース」でクラスを取ると、保険料が安くなるので、早速申し込みました。

ビデオを見たり、親と実地で運転したり、テストを受けたりと結構時間がかかります。コースの費用も100ドル以上かかるのですが、終了すると保険料が安くなるので、元は取れるようになっているようです。

今日の課題は、息子が普段行く目的地のベスト3を選び、親が横に座って息子の運転を審査するというものでした。

それだけでは終わらなくて、第2部は、息子が私の運転を審査するという厳しいセクションまであるのです。

どっと疲れてしまいました。


2012年1月4日

お引越し

サンディエゴには自転車タクシーがたくさんいて、
観光客を奪い合っています。
このおじさんは、愛国衣装で差別化を図っています。
が、ここはボストンではないので、受けてません。
気の毒に、空車のまま走り続けています。

前書いていたブログがメモリー不足を起こしてしまったので、新たに引っ越してきました。

私の大好きなYoriさんの絵を表紙に使わせていただくことになりました。



これからも、どうぞ、よろしくお願いします。

去年のブログはこちらです。

http://us-shingaku.blogspot.com/

2012年1月3日

柚子


昨日は、柚子を食べ終わり、出てきた10個の種を洗い、ペーパータオルでふき取り、さあどうやって植えようかと考えていました。

「たくさんできたら、マーマレードを作りましょう」と計画しました。(先走りすぎ?)

母からメールをもらいました。

今年もよろしく!
よい年になりますように!

桃栗3年、柿8年、
梅はすいすい13年、
ユズは大バカ18年、
りんごニコニコ25年、
女房の不作は60年、
亭主の不作はこれまた一生、
あーこりゃこりゃ
…だそうですよ。

他にもこんなのが…。

■桃栗3年、柿8年、柚子は9年でなり下がり、梨のバカめは18年
■桃栗3年柿8年、柚の大馬鹿18年、銀杏の気違い30年

何でも時期がこなければ出来ないということらしい。

種からでなく接ぎ木の苗木だと早いでしょう。

ところで、大震災後いささか旧聞ですが 遺児のために桃柿奨学金制度が建築家安藤忠雄さん、ノーベル賞受賞小柴さん達に賛同し10億の基金が集まったそうです。うれしいですね~





ということは、最低でも9年、下手すれば18年も待たなきゃいけないってことですか?

「冥土の土産の柚子」にならないように、苗木を買ってこようと思います。

道は遠い




なかたさんのコメント...


keikoさんも機知に富んだ文章をお書きになるけれど、それは、お母様譲りなのですね。
お母様のメール、又紹介してください。



keiko さんのコメント...







なかたさま、

お褒めいただき、母は喜ぶと思います。

文章だけみると、私たちは温厚に見えますが、二人とも濃い性格なので、いつも電話で炎上しております。

困ったものです。(ため息)

2012年1月2日

明けましておめでとうございます。

毎年、知り合いの方が博多人形の作家の方にお願いして、
干支の置物を送ってくださるよう手配してくださっています。
「博多人形のような肌-キャメイ石鹸」のCMの時代とは違い
ユーモラスな表情と斬新な色使いでいつも感動しています。

夫がようやく今日から出社してくれました。クリスマス休暇が終わって3日だけ働き、又お正月休暇が始まってしまい、なんだかせわしない10日間でした。

息子の学校は、今年からスケジュールが変わり、来週まで休みです。

お正月は、「ミニマムお節」と「何ともいえないお雑煮」で辛うじて乗り切りました。普段は全く使わない日本の器がたくさんあったので、それでなんとか日本らしさを演出することができました。

大晦日の夕方にニジヤマーケットに行くと、大変な人出でした。その時間帯になると、さすがに乾燥黒豆を買うような「スクラッチからお節」路線の人はいなくて、みんな私のように「大半は買ったもので済まし、ポイントで何品か手作り」派の人ばかりでした。

アメリカ人のお客さんも何人もいて、「妻が絵のかいてあるフィッシュケーキを買うようにと言っていますが、これは切ると絵がでてきますか?」という鋭い質問まで飛び出していました。

携帯で写真をとって、その都度自宅で待機している奥さんに確認している人もいました。

ピンポン球サイズの極小ゆずが1個1ドル99セントもするのには、驚きましたが、これだけははずせないので、買いました。ゆずを食べ終わったら、種を庭に植えることにしました。来年の収穫はまだ無理かなあ?

アメリカにいる私は、苦労して日本らしいお正月に近づけようとしましたが、日本の両親はアンデルセン(なんと本社は広島)のデリカテッセンのお節とドイツのパンとワインで新年を祝ったそうです。