12年間お世話になった補習校を息子は来月卒業します。
現地校を夏に卒業して、日本に帰り、帰国生として大学に合格した生徒、秋からアメリカの大学に通っている生徒、息子のようにまだ高校に通っている生徒、色々います。
日本に行った子供の何人かは、卒業式のためにサンディエゴに帰ってきます。先生方、学級委員のお母さんたちが追い出しコンパを企画してくださっています。今年は、親も参加します。50人収容のお部屋を押さえてくださったそうです。
現在病気療養中の先生もいらっしゃって、みんなで早く良くなっていただきたいと、千羽鶴を折ったり、カードやメールを書いています。気分がよければ、ちょっとの間だけでも、卒業式に顔を見せてくだされば、みんな喜ぶと思います。
お母さんたちは、子供たちの進路、合格のニュースを聞いて、「よかったね。」「がんばった甲斐があったね。」と心から喜んでいます。まるで、親戚の甥っ子姪っ子のような感じです。
先生がたも、子供たちの途中のバトルをよくご存知なので、「お母さんも、子供たちもよくやったね。頑張ったね。」と目をうるうるさせてこの旅立ちの時をシェアしてくださっています。
こどもにとっては、一緒に頑張れる友達がいて心強かったし、親にとっても助け合い、励ましあえる仲間がいたからこそ、異国の子育てをなんとか終えることができました。
補習校がなかったら、たった一人で、息子をどうやって育てていっただろうと考えると、ちょっと怖いです。
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