2012年8月24日

旅立ちの時 (2)



初秋
日本の兄から送ってもらいました。
島はそろそろ秋を迎えます。




 
 


このところ、新入大学生を見送って戻られたというお母さんとお話をさせていただく機会が多いです。

お母さんだけ今回の入寮につきあい、来月の家族訪問にはお父さんが行かれるご家庭、引越しにご両親が付き添われたご家庭、家族全員(5人)が飛行機に乗って見送りに行かれたご家庭、お子さんが一人で旅立たれた(かっこいいなあ)ご家庭、本当に様々です。

「子供の前では泣かないように頑張ったけど、ドアを閉めたら涙が止まらなくなった。」「夫が隠れて泣いている。」「家が急に広く感じる。」などというご両親の反応はなんとなく想像できます。

面白いと思ったのは、「いつも兄弟げんかばかりしていたのに、寮で別れる時には派手に抱き合って泣いていた。そんなに仲良くしたいんだったら、同じ家に住んでいた10数年の間にやってほしかった。」というコメントでした。

「私が行くと泣くので来ないでくれと子供から頼まれた。代わりに夫が行ってくれたけど、こまごました準備に困っていた。やはり私が行けばよかった。」というお母さんもいました。

近くの大学に進学されたお子さんは気軽に帰省できますが、遠くに行かれた場合は、今度会えるのは、クリスマス休暇でしょうか?

「早速、今日最初の慰問箱を送ってきたよ。今回はお茶漬けの素と日本のお菓子!」なんていう友達の話を聞いているだけで、せつなくなってきます。

大学によっては、クレジットカードの番号を教えると、子供宛に自動的に送ってくれるサービスがあるそうです。何を入れてくれるのでしょうか?アメリカだから、チョコレートチップクッキーかな?



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