息子の大学選びがカウントダウンになってしまい、色々なことわざが頭をよぎります。
その筆頭が
鶏口となるも牛後となるなかれ
【読み】 | けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ |
【意味】 | 鶏口となるも牛後となるなかれとは、大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよい。 です。 |
背伸びをして入学して、どこを見ても自分より賢い学生さんばかりだと、萎縮してしまうのではないかと心配です。それならば、プレジデンシャルスカラシップ、オナーズでいつも特別待遇でいたほうがよいのでしょうか?
英語にも同じような表現があるようです。
Better be the head of a dog than the tail of a lion.(ライオンの尻尾になるより、犬の頭になるほうがよい)
Better be first in a village than second at Rome.(ローマの2位より村の1位になるほうがよい)
その一方で
朱に交われば赤くなる
【読み】 | しゅにまじわればあかくなる |
【意味】 | 朱に交われば赤くなるとは、人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなるというたとえ。 |
というのもあるので、難しいです。
結局は、
人間万事塞翁が馬
【読み】 | にんげんばんじさいおうがうま |
【意味】 | 人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。 |
ってことでしょう。
私も子供の学校・大学選びにこれらのことわざが頭をよぎりました。私自身は昔、当時の先生に「鶏口」になる方を薦められて楽な進路を選んでしまって後悔したくち。ラッキーとばかりに新学期早々から気を抜いてしまいズルズルと成績が落ちて行きました…
返信削除大学の知名度やランクをみるのは簡単ですが、子供との相性やタイプを見極めるのは親もリサーチの協力をする必要があるなと実感しています。
鉄火のマキさま、
返信削除いつも骨太のブログ楽しみにしています。
うちの息子も鶏口になったら、大喜びで気を抜くタイプなので、心配です。
相性、タイプを見極めるためのリサーチは、本当に難しくて、骨が折れますね。日本の大学受験のように、偏差値と理系、文系だけでサクッと決められたらどんなに楽でしょう!
とはいえ、この見極めるプロセスを経ることで、自分自身を深く考えるきっかけにもなるし、将来のことも考えることができるので、大切なことでもあるんですけど、通り抜けるのが容易でありません。