大学のウエイトリストは番号がありません。
日本語補習校の学級委員選出のあみだくじなら、「私は補欠2番。彼女は今年帰国予定って言ってたな。去年から辞めるって言ってる子供が2人いるから、繰り上がって私まで回ってくる可能性が高い。」などといってある程度、補欠の状況を予想することができました。
しかし、大学の補欠は、大学側ですらいったい何人入学してくるかわからないため、全く読めません。
何人繰上げ合格したかという過去の実績なら、Common Data Setに書いてあるのでわかります。息子の受験した大学だと、毎年大体200名前後をウエイトリストに載せ、繰り上がり合格者は、0名の年もあれば、50名という年もあります。
成績順に繰り上がっていくわけでもありません。多様性を見極めながら、不足している分野の生徒を取っていくそうです。
たとえば、
ー アリゾナ州からの生徒が今年は少ない
ー バグパイププレーヤーがいない
ー 哲学専攻希望が少ない
などといって、毎年、望まれる学生の層が違うので、蓋を開けてみないと、誰が望まれているかなどはわからないのです。
「今年は、カリフォルニア州の男の子で、コンピューターサイエンス、メディアスタディ専攻希望者が足りない」ってことになればいいのですが、あまりにありきたりすぎて、この層が不足することはないでしょうね。
4月のこの時期のウエイトリストのことはほとんど知りませんでした。「原田先生の記事」もうっかり読んでいなかったので、リンクをありがとうございました。参考になります。
返信削除いいご縁があるといいですね。幸運を祈っています。
あずき
あずきさんへ、
返信削除記事が参考になってよかったです。でも、子供にとっても、親にとってもウエイトリストは精神衛生によくないので、あずき家では来年シャキッと早く決まればいいですね。
今は、あーでもない、こーでもないとやっていますが、結局は「ご縁」のあるところに落ち着くのでしょう。励ましてくださってありがとうございます。