この数週間、最後の一校を選ぶのに、結構親子で悩んでしまいました。
どれも帯に短しタスキに長しという状態で、パーフェクトな大学が見つからないのです。(当然といえば当然ですが)
「息子が学びたいことがしっかり学べる環境」「もし興味の対象が将来シフトしても、ちゃんと対応してくれるカリキュラム」「息子の性格に合ったカラーの大学」に的を絞って消去法で決めました。
先週、全米中のトップリベラルアーツカレッジからたくさん合格通知を子供さんが受け取ったお友達とランチを一緒にしましたが、彼女もとても悩んでいました。
4月は、家族で週末ごとに大学訪問をして大学の雰囲気を確かめていました。「ヨーロッパに何度も行けるくらい、マイレージを使ってしまった。」そうですが、訪ねてみればみるほど、どの大学も素晴らしく、1つに絞れなくて、困っています。
去年の春、ぽーと会でUCSDのお兄さんとお姉さんたちに来ていただいて交流会とポットラックをしましたが、その中の一人のお兄さんがとてもよいアドバイスをしてくれていました。
「どんなに考え抜いて大学を選んでも、入ってみれば必ず嫌な面が見えてきます。大学選びを失敗したと考えるかもしれません。でも、がっかりするのではなく、自分が大学をよりよいところに変えていくよう努力してみてください。必ず、よい方向に向かうはずです。」
この言葉を覚えていて、大学に入ってから自分が辛かった時乗り越えられたので、お友達にも伝えてあげたという子供さんがいます。
パーフェクトな大学を選べなくても、子ども自身がよりよい大学にしていくことができるというのは、大きな希望です。