息子が、最初のプレジデンシャルスカラシップ(PS)のインタヴューから帰ってきました。
空港には、小学校の時からずっと一緒だった1級上の先輩のギャレットが友達の車に乗せてもらって、迎えにきてくれていたそうです。
その晩は、ギャレットの寮に泊めてもらいました。本来PS選考会には親も一緒にくるので、大学側からは、ホテルのリストを渡されて、そこに泊まることになっています。私は、去年1日プログラムに参加したので、今回は息子のみが参加しました。
ギャレットと友達が、次の日のインタヴューの予行演習を手伝ってくれたり、カフェテリアでほかの学生に紹介してくれて、大学の様子がもっとよく見えてきたそうです。ギャレットは、昔から、日本のお菓子が大好きだったので、息子は大きな箱に色々詰めてお土産として持って行き、みんなで大騒ぎして食べたそうです。
この大学は、あまり一般にはあまり知名度が高くないのですが、息子の通う高校ではとても人気が高いです。先生の面倒見がよいこと、就職率が高いこと、大学院進学実績がよいこと、公認会計士といった国家試験の合格率が高いことなどで知られています。
私が気に入ったのは、学生一人一人の表情がいきいきしていて、幸せそうなことです。息子は、この大学のメディアビルディングの施設が立派で、わくわくするそうです。電話会社のAT&Tの寄付によって建てられました。
ギャレットは、大学生活を満喫しているそうです。PSは獲得できなかったものの、かなりの額のメリットスカラシップのお蔭で、年間支払う額は、わずか1万5千ドルだそうです。UCもCal Polyにも合格しましたが、結局この大学がすっかり気に入って決めました。ギャレットのお母さんホープは、大学でコンピューターサイエンスを教えているので、同僚からの評判も聞いて、細かく比較検討していました。ギャレットがオナーズスクールに入り、素晴らしい教授に出会え、大学でアシスタントとして働いていることを、とても誇りに思っています。来年はオックスフォードに留学するので、そのことも、家族で楽しみにしているそうです。
息子も、この大学がとても気に入って、入学してもいいと思っています。 唯一の欠点は、ギャレットと小学校から一緒で、(中学から高校の5年間は毎日カープールをした)お互い新聞部の編集長、GPA,ACT,SATのスコアもほとんど同じで、まるで、金魚のフンのようについて回っているように感じることだそうです。大学でも、専攻がいっしょなので、ほぼ毎日一緒に過ごします。15年間も一緒なんていうのは、まるで、自分自身の意思がないように感じてしまうのだそうです。
カウンセラーの先生に尋ねると、「つまり、それくらいしか、その大学の悪いところはないということですね。とても気に入っているということでしょう。」と分析してくださいました。要するに、そういうことです。
とりあえず、この大学は息子もギャレットもスーパーハッピーになれそうなところです。
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