2012年1月20日

元大学ファイナンシャルエイドオフィサーの方からお話を伺う会

お友達が送ってくださった、バレンタイン仕様のお部屋の写真

数日前に、元大学のファイナンシャルエイドオフィサーで、現在博士課程で「アドミッションのシステム」「奨学金を得ることによる各人種間での影響」「ファイナンシャルエイドが社会にもたらす影響力」を研究されている方からお話を伺う会がありました。

合格通知を複数受け取った場合のファイナンシャルエイドのカウンターオファーの持っていき方、アドミッションオフィスの舞台裏事情など、大変興味深いお話でした。

ご自身が複数のアイヴィーリーグで学ばれた経験、卒業後のネットワークの重要性なども伺いました。

一番心に残ったお話は、「どうかご家族でしっかり話し合ってみてくださいね。お子さんが、どんなことに興味があるのか。大学では何が学びたいか。卒業後は、どのような進路に進みたいか。ご家族の経済状態は、どうであるか。大金を払ってまで、大学を卒業する価値があるのか。進学に際して、どのようなオプションがあるのか。家族全体として、そして子供にとって、優先順位はどうなっているか。このような家族の話し合いのプロセスがとても大切です。」ということでした。

又、「大学教育を受けるということは、自分の幸せだけを追求するのではなく、教育を受けた後、いかに社会に還元できるか。この知識を使って、どうやってみんなを幸せにできるか?」もアメリカにおける、教育の目標であることを教えていただきました。

ファイナンシャルエイドのお話を伺うつもりで企画したセミナーでしたが、参加者一人一人が、もっと深い意味での教育、家族の価値観を問い直すきっかけになりました。

今回も、素晴らしい先生からお話を伺えて、本当に感謝です。

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