鶴亀先生の結びのメッセージは「争いを避けるためには、どうすればいいか?」でした。
マザーテレサは、「世界平和のためには、早く家に帰り、家族を大切にしなさい。自分の周囲にいる人を大事にしてください。」とおっしゃったそうです。
キング艦長は、「Peace」「Love」「Forgiveness」という3つの言葉を鶴亀さんに遺されました。
鶴亀先生は、「言葉づらで判断せずに、その言葉の背後にある深い意味を理解すること」の大切さを教えてくださいました。
相手の国の文化、歴史を理解し、違う宗教の価値観を理解し、相手の立場に立って考えることが相互理解につながります。
鶴亀先生ご夫妻は、本来仇であったはずのキング艦長に会ったとたんに大好きになってしまったそうです。
直接会い、親しく付き合うことで、大きなわだかまりさえ消え去ることがあることを実例で見せていただきました。
「世界平和のために何ができるか?」などというと、途方もなくハードルが高くなってしまいますが、個人レベルで違う文化の友達と親しくするだけでも、大切な第一歩を踏み出したことになるので、気軽にできそうです。
私たちの子供たちは現地校でいつも経験していることです。この子達が将来大学、職場、コミュニティなどで深い友情で結ばれていくことを願っています。
鶴亀先生は、現在第三作目を執筆中です。三作目は英語で書かれ、来年お父様の命日に出版予定です。とっても楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿