2013年8月4日

ソフトランディング



父は、ケア付き高齢者賃貸マンションに引っ越しました。

引っ越す前に何度か訪問し、食事をしたり、部屋を見学したり、入所者の方たちとお話をして、慣れやすい環境を整えてきました。

家具のほとんど(ベッド、テレビ、カーテン、冷蔵庫、棚)はレンタルなので、荷物はあまりありません。衣類、蒲団、身の回りの品、掃除道具、書き物机と椅子は息子が運んでくれました。アメリカの大学の寮も備品はほとんど同じですが、唯一違うところは、机、椅子は標準装備されていることです。

父が入所する前から「今度囲碁の好きなおじいさんがやってくる。」と施設のスタッフが宣伝してくださっていたので、入所翌日から囲碁対局のアポイントメントが入っていました。

フレンドリーな父は誰とでも気軽に話せるので、さっそくお友達も数人できたようです。でも入所している人が30人くらいしかいないこじんまりした施設なので、「友達100人できるかな?」は無理です。

まだまだ自宅が気になるらしく、、「明日は風呂に入りに家に帰ります。」からはじまり、「いただきものの桃がそろそろ熟してきただろうから、取りに帰る」「虫眼鏡が見つからない。家に忘れていないかね?」「肉うどんを家で食べたい。」と色々な理由をつけてタクシーに乗って帰宅しています。

小学校入学でも、最初の数週間は午前中だけ、給食なしで下校するので、父もおいおいに施設生活に慣れていくのでしょうか?

病院に通ったり、野球の試合をテレビで見たり、技術指導のコンサルタントとしての仕事もあり、クライアントさんに施設に来ていただいてミーティングをしたり(お客さん、びっくりするだろうな~)と普段通りのアクティビティも満載なので、充実の日々を送れそうです。





 

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