サンディエゴのクリスマス名物 ドクタースースのミュージカル 「グリンチ」 もう15年連続で上演されています。 こどもたちが、おめかしして、お芝居を見に行きます。 |
昨日、最後の期末試験が終わり、息子はお友達の家のクリスマスパーティーに行って、大喜びで帰ってきました。学年全員(といっても80人)が呼ばれて、ほぼ全員が出席したそうです。
息子の通う学校は、小学校から高校まであり、熱心な親が多いです。学校の近くに広大な土地を買い、巨大な家を建てています。バスケットコート、テニスコート、馬場、すごい家になるとゴーカートのコースまであって、誕生会に呼ばれてグーグルマップで調べてみると、周囲が数キロにわたって敷地だったりするので、どこから家に入るのか迷ってしまうほどです。
お金持ちには違いないのですが、私はこの親御さんたちから、本当の意味の豊かさを学んできました。「家が与えられているのは、学校の生徒たちに使ってもらうためだから、いつでも使ってくださいね。」と全てのイベントのために家を開放して下さっています。子どもたちが大好きなパーティーの他にもスタディグループ、グループプロジェクトの時に、いつも多くの家庭が名乗り出ています。
学校が主催する「メキシコに家を建てるプロジェクト」「アフリカの孤児院を改築するプロジェクト」などがあると、家族全員で参加して、資材のためにかなりの金額も寄付しています。
学校のイベントがある時には、お母さんばかりかお父さんも大勢ボランティアに駆けつけます。教室の床が痛んでいることの気づいたあるお父さんは、「学校の全ての部屋のじゅうたんを僕が買うから、夏休みに一緒に張り替えてくれる人を探しています。」と声をかけたら、数十人のお父さんが手伝い、新学期に素晴らしいクラスルームになっていました。
お金だけでなく、時間も労力も惜しみなく提供される人たちから、「持てる者としての責任」を間近で見せていただきました。我が家にはお金はないけれど、時間や労力なら提供できるので、これからも、少しずつお手伝いしたいなあと思っています。
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