中世のごちそう |
猪の頭の丸焼き |
昨日は、とんでもない日でした。
12時過ぎたので、宿題をしている息子を残して、そろそろ寝る準備に取り掛かろうと思っていました。すると、息子が、「そ~そ~、明日は、中世のパーティーがあるので、なんか食べるものを持っていかないといけないんだった。なんでもいいから、作って?」ととんでもないことを言うではありませんか!
○ パーティー料理
○ 中世がテーマ
○ 2クラス分30名の生徒 プラス先生 プラス 空き時間の飛び入り生徒、どう少なく見積もっても40名
頭が真っ白になりました。「そんなの無理。手ぶらで行きなさい。」と潔い母をやりたかったのですが、息子のビミョウな成績を思い出し、ついつい冷蔵庫と冷凍庫をチェックしてしまいました。
それから、Googleの画像検索で「中世料理」「中世の晩餐会」を探しだし、動物の丸焼き、足の丸かじり、なにやら獣の内臓のパテのようなもの、豆を煮たようなもの、見た事も食べたこともない料理のオンパレードを見つけました。レシピもあったけれど、読む気力すらありませんでした。
仕方がないので、冷蔵庫にあるもので何か作ることにしました。(私はスピーディーに気を取り直すのが特技です)在庫は
○ オーガニック卵1ダース(12個では何も作れない)
○ キャベツ1個 (ザワークラウトなんか作っても、誰も食べない)
○ 餃子の皮(中世にはまだ中国人はヨーロッパにはいないはず)100枚
○ チキンソーセージ(アンティチョーク、スモークモッザレラチーズ入り)32本
まるで、料理の鉄人のように「ある材料でなんとか制限時間でご馳走を作る」というお題がふって沸いてきました。そして、反骨精神とは程遠い私が、なぜか受けて立ってしまいました。
ソーセージを使って、パイ皮を巻いて焼いたもの、アメリカ人の子どものパーティーでよく食べる、「毛布にくるまれた豚」を作ろうと思いましたが、パイ皮やパン生地を作る時間がないので、餃子の皮を巻き、パン粉をふりかけて、オーブンで焼きました。
ソーセージを縦に四分割したので、100枚の餃子の皮とほぼ数が揃いました。
さて、この細長い「中国の毛布にくるまれた鶏」を中世文学とどう結びつけて、プレゼンしたのか?そこまでは、私の知ったことではありません。
この料理のどこが中世なのか? |
チキンソーセージ |
私の夜なべ仕事は料理でした。
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