2012年7月10日

キャンプ

キャンプ場は、サンディエゴから車で2時間ほどの
山奥にあります。


宿泊用のキャビン


うっそうと茂った森の中にあります。

息子をキャンプ場に迎えに行きました。

1週間ぶりに会う息子は、せわしなく子どもたちの荷物の確認をしたり(忘れ物がないよう)、親への引渡しの手続きをしていました。

お別れを言いに来た子どもたちが、息子にハグしているのがかわいかったです。ちょっと前まで、息子もあんなに小さかったのになあと、懐かしかったです。

1週間、子どもの世話以外に、物資の運搬、掃除、後片付けと、朝早くから夜まで忙しく働いたそうです。

今年担当した子どもたちは、早めに寝付いてくれたため、10時過ぎると、自由時間になり、他のカウンセラーたちと夜遅くまで話すことができたそうです。

大学生のカウンセラーが大半だったので、大学の様子なども聞けたそうです。小学校の時の2年先輩がいて、「せっかくあこがれの大学に入学したものの、合わなくて、退学して現在地元のコミュニティーカレッジで仕切り直しをしている」 と教えてくれたそうです。「大学に入っても気に入らないことがあるんだ。」と息子には勉強になったようです。

キャンパーの中には、家庭が貧しい、家庭内暴力で他の家に預けられている子どもたちも、スカラシップ制度のお陰で参加しているケースもあり、「小さいのに、苦労している子どもたちがいるんだよ。ハッピーになってくれたらいいのだけれど。」と心配していました。

子どもたちを見送ったあと、今度はカウンセラーの出発になると、大人の人たちが色々声をかけてくださいました。大人の方たちは、「子どもたちに、素晴らしい夏の思い出を作ってやろう。」と毎年、事前準備、キャンプ期間、膨大な時間とお金を使ってキャンプの運営をしてくださっています。このキャンプ場にくると、みんなの底抜けの笑顔に出会えて、私まで元気になります。

高校生はジュニアカウンセラーですが、大学生になるとシニアカウンセラーにプロモートさせてもらえるので、息子は「来年も来ます。」と挨拶していました。







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