2012年4月5日

J君 (3)




J君が高校生に伝えたいことが膨大にあるので、なかなか企画が絞り込めません。ポットラックもするので、正味2時間ほどで、どれだけの内容をカバーできるかが問題です。

自分だけでなく、職場の同僚、ボランティア活動の仲間、フォスターブラザーたちも呼んで、一緒に話してもらいたいそうです。

彼が強調するのは、自分のメンターを持つ大切さです。親以外にアドバイスしてくれる人がいることで、進学、就職、キャリアの中でどれほど助けになることでしょう。アメリカではメンターの制度が整っていますが、残念ながらアメリカの日本人コミュニティーの中ではまだ存在していません。

J君が強調するもう一つのことは、色々な人種、民族の人たちとつながって、ネットワークを作り、切磋琢磨して共に力をつけていく大切さです。

5月のイベントまでまだ時間があるので、もっと内容を煮詰めていかなければなりません。

「J君、これまで生き延びてくれて、本当にありがとう!!そして、今はこんなに立派になって、若者を励ましてくれて、おばちゃんはあなたのことを誇りに思っています。これからは、ぽーと会の子供たちのよきメンターになってくれるとうれしいです。私はあなたのメンターにはなれないけど、話を聞くくらいならできるので、いつでもご飯を食べにサンディエゴに遊びにきてね。」と話しています。

料理が苦手なくせに、人を呼んでしまう、私の悪い癖が又でてしまうのです。

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