2012年9月13日

大学生がダマされる50の危険




この本は、三菱総合研究所、全国大学生活共同組合連合会の選抜メンバーによってプロジェクトチームが結成され、学生生活にふりかかるさまざまな「困ったこと」についてその傾向と対策を調査し、書かれたそうです。

http://www.univcoop.or.jp/campus/life/50kiken.html

○ 悪質な宗教団体の勧誘

○ キャッチセールス

○ マルチ商法

○ セクハラ、パワハラ、アカハラ

○ 飲酒、アルコール中毒

○ データ捏造、盗用

○ ストーカー

○ 個人情報漏洩

○ ドラッグ

○ 大麻栽培

○ 自殺

○ うつ病

○ 地震

○ 金銭トラブル


などなど、予想されているトラブルが50種類も書いてあります。大人の私でも参考になる情報も多いです。

「可愛い子には旅をさせよ」「失敗からしか学べないことがある」とはわかっているのですが、たった一回の過ちですら、致命傷になってしまいそうな危険性もあり、「試行錯誤」「ありがたい月謝」」と親は鷹揚に構えていられないのです。失敗は避けられないにしても、いかに対処するべきかを教えておくのは必要かもしれません。(タラ~と冷や汗)

2012年9月11日

今後の震災復興支援活動を考える


SDJENは震災直後から、多くのイベントを通じてここサンディエゴで、支援活動をされてきました。ぽーと会でもささやかながら、お手伝いを続けてきました。


今回のフォーラムが、「私たち一人一人がアメリカでの地で、日々の生活の中で何ができるだろうか?」を考えるよいきっかけになると思います。

SDJENでは、今年の年末年始に、被災地の中高生をサンディエゴに招待してホームステイをしてアメリカの生活を体験してもらうというプログラムを計画中です。子供たちが視野を広げるよい機会なので、みんなでサポートしていければと考えています。

2012年9月9日

ストレスは大敵です!

私が日本に行く直前のホッキー
なんだか、元気がありません。


日本から帰って挨拶に行った時、
「いったい、どうしたんだ?どこに行ってたんだ。
君がいない間、僕はひどい目にあっていた。」と
教えてくれた。

お隣の元警察犬ホッキーは、もうじき11歳の誕生日を迎えます。

色々気苦労があり、私も気の毒に思っています。

夏前から、元気がないなあと心配していたら、私が日本に行っている間に、癌の手術をしたそうです。開腹手術をしたため、傷口をなめないように、しばらくカラーを付けられ、エリマキトカゲのようだったそうです。

私が日本から帰ると、とても喜んで迎えてくれて、苦労話を聞かせてくれました。

ホッキーの獣医さんは、「元警察犬と現役警察犬が一緒に住むことが、お互いストレスレベルが高く、特にホッキーにとってはこの環境が癌の原因かもしれない。」と言ったそうです。

ハンドラーのティムさんは、もう50歳なので、犬とパトロールする年齢ではないのですが、「現場」が大好きなので、今でも頑張っています。

家族は、「ジャーマンシェファードの平均寿命が13歳なので、残された最後の数年をホッキーに平安に過ごして欲しい」と、ティムさんに警察官をそろそろ引退するように頼んでいます。

ティムさんが引退すると、パートナーの犬、ガナーは赤ちゃんの時に面倒をみてもらった家庭に戻ることになります。

ティムさんは、自分のキャリアとホッキーの健康を秤にかけて、悶々と悩んでいるそうです。

ティムさんの奥さんのミッシェルさんから、「keikoがホッキーの友人代表として、夫に意見してやって!」と頼まれて私も困っています。

友人代表と言われ、一瞬喜んでしまいましたが、よく考えてみるとホッキーの友達は2人(私と息子)だけなので、喜ぶほどでもありません。

2012年9月7日

恩送り (2)




Sさんを紹介してくださったのは、日本人男性と結婚された中国出身のCさんです。現在は、京大MBAホルダーとして、日本と中国のビジネスを橋渡しする重要な仕事をしています。

10年近く前、結婚して間もないCさんは、日本の習慣、義理家族とのコミュニケーションに悩み、職場でも孤立していました。彼女の苦境を見かねて助け舟を出したのが同僚だった私の親友Rさんでした。Rさんは息子の幼馴染のお母さんです。

Rさんを通じて、Cさんは日本の家族制度、義理家族とのおつきあいのマナーなどをわかりやすく学ぶことができました。又、外国人にはわかりにくい役所とのやりとり、会社の中での空気の読み方などもマスターすることで、彼女はずいぶん日本社会で生きやすくなったそうです。

Cさんは、次第に自信を取り戻し、日本での家庭生活も安定し、大学院での勉強、キャリアを積み重ねることができました。

「Rさんの友達が体の不自由な年寄りを連れて中国に行く。」と聞いたCさんはいてもたってもいられなくなり、私に「Rさんの親友なら、私にとっても大事な人だからお世話をさせてください。」と連絡をくださいました。

私は、「ご迷惑をお掛けすることはできない」とお断りしていたのですが、「大連は観光シーズンで個人の手配旅行が難しい。」「中国はまだアメリカや日本と比べお年寄りや体の不自由な人へのバリアフリーの施設が少ない。」などと何度も説得され、結局Cさんにお願いすることになってしまいました。Cさんを通じて、今回ガイドをしてくださったSさんをご紹介いただきました。

私と家族は、Rさんからも「恩送り」をしていただいたことになります。Rさんはシングルマザーとして本当に苦労してきました。時間的にも、精神的にも、金銭的にも余裕はなかったのですが、それでも、心をつくしてCさんをサポートしてあげていたのは、すごいことだと思います。




2012年9月5日

恩送り (1)



先月大連でお世話になったSさんの話しを、私のメンターに話すと、「とってもいいお話ね。それが本当の(恩送り)だね。」とコメントしてくれました。あまり聞かない言葉だったので、あとで調べてみました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A



Sさんは、30代前半の女性で、大連の高校を卒業後、来日し、日本語学校、大学、大学院でバイオの研究をされ、中国に戻られ、現在は世界的に有名なコンサルティングファームで中国と日本それぞれのサイドでの新薬の治験、承認のコーディネートの仕事をしています。

空港に迎えに来てくださり、お友達に頼んで足の不自由な父のために大型のバンを借りて、彼女とお友達がつきっきりでドライバーとガイドを務めてくれました。父が車の乗り降りに苦労していると、抱きかかえて運んでくださいました。

Sさんとお友達は、週末ずっと私たちの観光につきあい、ウイークデーもホテルの移動、帰国日の見送りなど、忙しいスケジュールの合間を縫って、面倒を見てくれました。

こんなに良くしてくださったSさんですが、私達は今回はじめてお会いしました。友達の友達の友達がSさんというご縁でした。

「どうして、見知らぬ私たち家族にこんなによくしてくださるのか?」、理由を聞いてみました。

「私は、高校を卒業してから、すぐに日本に留学しました。最初は田舎の日本語学校、それから、大学、大学院を卒業後、帰国して恵まれた仕事につくことができました。私の両親は豊かではなかったので、仕送りはなく、私は日本でずっと工場、農家、居酒屋などでアルバイトしながら生活費と学費を稼いできました。睡眠時間はほとんど取れませんでした。日本語があまり上手でなかった時に、農家のおばあさんたち、工場のおばさんたちは、「Sちゃん、これを食べてごらん。」と、煮物や揚げ物を作って持ってきてくれたり、家に呼んでご飯を食べさせてくれました。大学院に入ってからは、中国語の先生のアルバイトができるようになったので、以前のように長時間働く必要がなくなり、研究に集中することができました。大学の先生方も本当に親身に私の面倒をみてくださいました。今の私があるのは、本当に多くの日本の方たちのお陰です。先生は中国を訪問してくださったり、私が出張や学会で日本に行く時にお会いする機会もありますが、おばあさんたちにはなかなか恩返しをするチャンスがありません。だから、日本からお客さんがあれば、私は頑張ってお世話をしようと思っています。」と話してくれました。

農家のおばあさん、工場のおばさんたちがSさんにしてくださったご恩を私たち家族が受けることになり、ありがたいやら、申し訳ない気持ちでいっぱいです。




2012年9月3日

ケニヨン大学で撮影された映画





アメリカの中でも特に美しいキャンパスとして知られるオハイオ州にあるケニヨン大学で撮影された映画がもうすぐ公開になります。

昨日サンディエゴのLandmark Cinemaで予告編を見てきましたが、おもしろそうです。

恩師の引退記念パーティーで久しぶりに母校を訪ねる35歳の男性が19歳の女の子(教授の娘?)に恋をするというストーリーです。

学生の立場だけでなく、卒業生、先生の立場からのリベラルアーツカレッジを観ることができそうで、楽しみです。

相手役の女の子は双子のオルセン姉妹の妹なのだそうです。そういえば、お姉さんたちになんとなく似ています。


2012年9月2日

最後のオープンハウス (2)


毎年、オープンハウスでは、先生方から心あたたまるお話を伺います。

最初は、校長先生のスピーチです。

「教師は、子供たちを大学に入るためにだけ教育をしているわけではありません。彼らが、社会に出てリーダーシップを発揮し、コミュニティーにに貢献できるか、家庭の中では良き妻、夫としてお互いを尊重し、母親、父親としてきちんと子どもを育て、おじいさん、おばあさんとして、暖かく次の世代を見守るといった長い眼での人格形成を目的としています。」という言葉にじんときてしまいました。

反抗期まっさかりで憎まれ口ばかりきく息子を見ると、「50年後の暖かく次の世代を見守る優しいおじさん」のイメージはとても浮かびませんが、教育のミラクルを信じようと思います。

他の先生からは、「子どもたちは、本当にストレスで押しつぶされそうになっているんです。みかけは、暢気に楽しくやっているようでも、色々一人で考えて悩んでいるんです。時々、カッカきて、親御さんに噛み付くこともあるでしょうけど、そういう時は、冷凍庫に放り込んでみてください。程よく冷えて、出てきますよ。(ハハハと先生が一人で笑う) 距離を保つ方がうまくいく時もあります。孤独に浸りたい時、家族と離れたい時のために、安全に過ごせる場を用意してやってください。キャンプ、親戚宅、友人宅、色々あったほうがいいでしょうね。親子の間で冷却期間を置いた方が、うまくいくこともあるんですよ。もし私と子どもさんと3者で話したい時はいつでも相談に乗りますよ。」というありがたいアドバイスでした。