この週末、息子の補習校の高校1年の時の担任の先生のメモリアルサービスがあります。
先生は、ここ数年癌と闘っていました。癌が発見されたときは、生徒たちにメールで「私は癌と診断されたけど、頑張るからみんなは心配しないように。」と力強いメッセージを送ってくださいました。
3月の卒業式にも、体調が悪い中、出席してくださいました。http://bonvoyagesandiego.blogspot.jp/2013/03/blog-post_17.html
その時が地上でお会いする最後になってしまいました。
先生は、日本の大企業で駐在員としてアメリカに来られ、定年退職され、補習校の先生になりました。土曜日の授業のための準備をいつも丁寧にしていらして、先生のお作りになった「現代社会」のプリントは素晴らしかったです。
子供たち1人1人に心を配り、勇気の出るアドバイスをくださっていました。顔の広い先生は、子供たちのためのボランティアの受け入れ先を探して、コミュニティサービスの機会を与えていました。
数年前、「アメリカで育つ子供たちの大学進学、キャリア教育をなんとかしなきゃ」と私が右往左往していた時には、「僕たちも応援するから、頑張ってください。」と援護射撃してくださいました。最初は、高校1年のクラス活動としてスタートしましたが、先生方のお蔭で翌年から、補習校主催で年に1回開催してくださるようになりました。お元気な頃には、ぽーと会の皆勤賞会員でした。
いつもポジティブで心暖かい、子供たちにとっては親戚のおじさんのような存在でした。ティーンエージャーの難しい年頃で、現地校のアクティビティも多く押しつぶされそうになりがちな時期を、先生の笑顔と勇気の出る言葉の数々で、何とかのりきることができました。
T先生、今まで本当にありがとうございました。そして長い闘病生活ご苦労さまでした。これからは、天国で痛みもなく、目も見えるようになったので、美しい景色を楽しんでくださいね。また、いつかお会いしましょう。
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