2014年3月25日

春休み





先週の週末から息子の大学では10日間の春休みが始まりました。

怪我をする前までは、春休みは大学の近くのスキー場でスノーボードを楽しむ計画だったのに頓挫してしまい、急にサンディエゴに帰って来たいと希望していましたが、「ラストミニッツ」プラス「春休み」という悪い条件が重なり、日本行きの料金と変わらないくらいに値上がりしてしまったので、「無理だから、大学で過ごしなさい。」と言いました。サンディエゴは、人気の観光地なので、寒いところから春休みに来たがる人が多いので、飛行機代が本当に高いのです。

ということで、息子は、ほとんどの学生が帰省してしまい、ゴーストタウンのようになキャンパスに残っています。ラッキーなことに、日本語ハウスの3人の先輩のうち2人は残っているので、休みの始まる前に、残留組でスーパーに出かけて、10日分の食料を買いこんだそうです。先輩の1人が車を持っているので10キロのお米も買いました。食費を3分の1ずつ割り勘にするのかと思ったら、「君のお母さんはいつも日本の食料品をたくさん送ってくれるからいいよ。」と息子以外の2人で割ったそうです。

春休みはカフェテリアは閉鎖、メニューの少ないコーヒーショップのみが営業していて、食べるものはあまりないので、日本語ハウスでは毎日協力してご飯を作っています。手際のいい先輩たちが主に作り、息子は下働きです。

私がサンディエゴから送ってあげたカレールー、マーボー豆腐の素、焼肉のたれ、寿司太郎,乾燥麺、麺つゆ、ちゃんこ鍋の素、お好み焼きの粉、ソースなどが大活躍しています。先輩たちはベーキングも得意なので、「バター餅」「もちこケーキ」のレシピをつけて、餅粉とあんこも送ってあげていたので、今週はデザートも充実しています。


人影まばらな寮に寂しく暮らす1年生の息子の友人たちは、コーヒーショップのメニューにも飽きて、息子の住む日本語ハウスに遊びに来たくて(ご飯を食べに)用もないのに、顔を見せに来るそうです。息子は食べさせてあげたいのですが、先輩たちが渋い顔をするので、狭間で悩んでいます。

明日は、アジアの食材を求めて、3人で車に乗って、大きい町の中国マーケットにお買い物に行くそ予定です。

春休み前に私が送ってあげた「リーガルハイ2」と「半沢直樹」の鑑賞会が夜あるそうです。どちらも長いので、朝まで続きそうです。金髪碧眼の先輩たちの方が、息子よりずっと日本カルチャーと日本食にはまっていて、不思議な感じがします。


ちなみに、先輩たちは、リーガルハイと半沢直樹の髪の分け目の違いを即座に答えられるそうです。

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