2012年8月13日

サンディエゴに戻ってきました



猛暑のサンディエゴに帰ってきました。

日本も暑かったけれど、南カリフォルニアも湿気がないだけで負けないほど暑いです。
窓を開けると、熱風が吹き込んできて、まるでオーブンのようです。

土曜日の夜、帰宅して、月曜日から息子の学校が始まりました。5月下旬からの長い夏休みがようやく終わりました。

時差ぼけで4時には目が覚めるので、7時から始まる0時限の授業には余裕で間に合います。ずっと時差ぼけをしていればいいと願っています。

いったん時差ぼけが終わってしまうと、6時起きがとたんに辛くなるのです。特に今年から自分で片道40キロを毎日運転して通学するので、今までのように毎朝親の運転で、爆睡というぜいたくができなくなりました。

自分が運転したくて選んだ道ですから、早朝運転頑張って欲しいです。

私たちが出発した11日は、この夏最高の出国ラッシュで、5万人以上がその日成田から旅立ったそうです。 どおりで、空港内、空港周辺、全てが人だらけでした。

息子が大学に行ってしまうと、私はあまり人が旅行しない時に日本に帰れるようになり、運賃は安い、飛行機はガラガラという贅沢にありつけるのではないかと、今から楽しみです。


2012年8月9日

地上最強のお姉さま方

天ざる



広島城

この夏の日本での最大のイベントは、Jくんのプロジェクトでした。

運の悪いことに、息子と自分の大連旅行とバッティングしてしまい、とんでもないスケジュールになってしまいまいました。

窮地を救ってくださったのが、母のお友達のNさんと、Nさんの親友のOさんでした。このお二人は、私の先輩でもあります。

Nさんは、外国暮らしの親戚が多く、おもてなしのプロです。旧家のお嫁さんとして、2人のお子さんのお母様として、今はお孫さんたちのおばあさまとして、お家を守ってこられました。

数年前から1カ月のうち1週間だけご自宅を開放して、サロンを主宰されています。お料理のメニュー、器、インテリア、全てがNさんの美意識、メッセージ力満載です。口コミで評判が広まり、今は、予約が取りにくくなっています。

60代後半で起業という行動力に私も励まされます。

OさんはNさんと中学校から実に50年以上の親友です。Oさんは、大学卒業後、すぐにご結婚されたご主人のお仕事の都合で、40年以上外国暮らしです。今は一時帰国中です。Jくんと年の変わらないご自身の息子さんを海外で育ててこられたので、親身になってJくんのことを心配してくださいました。

茶道の師範なので、お道具持参で、Jくんにお手前のデモンストレーションがありました。

私が息子を関西空港まで連れて行っている間に、お姉さま方お二人は、平和公園、広島城といった観光コース以外にも、ショッピングの時間も作られました。

Jくんには、洋服を見立て、「あなたをこんなに素晴らしい青年に育ててくださった里親さんにも何かプレゼントをしたいわ。」とデパートに連れて行き、ギフトを選んでくださいました。

ピアノを弾くのが好きなJくんの生みのお母さんにも、彼女が好きな時代の音楽の楽譜のプレゼントがありました。

Jくんが蕎麦打ちの実演が見てみたいことを知り、出雲そばのお店に連れて行って、ざる蕎麦を注文したそうです。ざる蕎麦を食べたことがないJくんは、そばつゆをザ~と上からかけて、全部ざるの下に落ちてしまい、お姉さま方が、自分たちのそばつゆを分けてあげたそうです。

一人で行動するのを嫌がるJくんに頼まれて、炎天下「広島城」の天守閣まで一緒に上ったそうです。(気の毒~)

いつも、Jくんに「何がしたい?」「オプションはこれだけあるわよ。」と声をかけ、時間をかけて、彼の気持ちをほぐそうと、寄り添ってくださいました。

私のしたことは、「無事に目的地に連れて行く。」「時間と場所の確認を関係者の方にお伝えする。」といったプランニングとオペレーションでした。

しかし、お姉さま方は、「まごころをこめた、おもてなし。」でホスピタリティーを極めてくださいました。お客様と過ごす時間を、自分自身も楽しむという歓待の上級者です。

「Jくんとの時間、本当に楽しかったわ~!」と言ってくださり、私までうれしくなります。私や母は、一生懸命すぎて楽しむ余裕がなかったので、お二人のキャパの大きさに、脱帽です。

日本語が理解できないJくんが疎外感を持たないようにと、お二人の間の会話は全て英語で行われたと聞いて、驚きました。

高校時代は、なかなか校風に馴染めず、あまり好きな学校ではなかったのですが、今回先輩方を見て、「実はすごい学校に通っていたんだなあ。」と卒業後30年後に母校を懐かしく思いました。




2012年8月8日

不思議なご縁



息子の歴史キャンプの後半、私と両親(息子の祖父母)も大連に行きました。

見た目は、過保護そのものなのですが、事情があります。(くどくど弁明)

息子が大学訪問をした際に、「歴史キャンプで、中国の大連に行きます。」と息子が話すと、「私の共同研究者で、僕の親友が大連にいるから、ぜひ会ってきなさい。君のスケジュールを教えてください。」と申し出てくださる先生がいらっしゃいました。

キャンプ中は、スケジュールがびっしり詰まっているし、キャンプ終了後、息子だけが大連に残るとしたら、私が行って、待ち合わせ場所に連れて行かなければご迷惑をおかけすると思い、急遽大連行きを決めました。

それを聞いた旅行好きの実家の両親も「それなら我々も」と便乗してきました。(ぞろぞろ)というわけで、息子のピックアップのために爺婆母3名は、キャンプの宿舎に2泊、外国人がよく利用するホテルに3泊、合計5泊、息子はキャンプ5泊、居残り3泊、合計8泊も大連に滞在しました。

アメリカの大学の先生の共同研究者である大連の先生は、日本で学位を取られたお嬢さんと日本で育ったお孫さんを連れてホテルに迎えに来てくださいました。

市内観光、食事に連れて行ってくださり、楽しい一日を過ごさせていただきました。お孫さんと息子は年も近く、中国、アメリカ、日本の学校教育の様子、ポップカルチャー、食べ物など話がつきることはありませんでした。

先生は、中国を代表する学者、教育者であられるのに大変気さくに息子に話しかけたり、ジョークで息子を困らせては大笑いされる、チャーミングなおじいさまでした。自らも大学教授のお嬢さんが、「父は、若い人と話すのが大好きなんですよ。大学でも、いつも冗談ばかり言って、学生さんを困惑させて、人気があるんです。」と笑っていらっしゃいました。

ご馳走をしてくださった上に、色々なお土産、先生の著書の数々を持たせてくださいました。

「私は、君たちのような若い人たちの活躍を楽しみにしていますよ。又大連に来てください。」というメッセージをくださいました。真の教育者とは、この先生のような人格もすぐれ、大きな山のように見上げるような存在でありながら、ユーモアにあふれ、親しみやすい方のことをいうのでしょうか。私もこの先生の授業を受けてみたかったと残念に思いました。

親戚を訪ねたような、不思議な懐かしさをおぼえる1日でした。ご縁って、本当にありがたいなあと、感激してしまいました。


2012年8月7日

日中韓歴史体験キャンプ

旅順
203高地

数日前のブログにも書いたように、息子は大連で開催された「日中韓歴史体験キャンプ」に参加させていただきました。

個人で参加することもできるし、立命館宇治中学校、高等学校のように「グローバルチャレンジプログラム(GCP)」として学校のカリキュラムとしてまとまって参加しているケースもあります。この学校は、数回にわたっての事前学習、プレゼンの準備、出し物の練習など、先生方と生徒さんたちが一体になり企画運営されており、素晴らしかったです。

これだけ手をかけてガイダンスをしてもらえる生徒さんは本当にラッキーだと思いました。生徒さんたちの表情も大変生き生きしています。学ぶ喜び、異文化に触れる刺激、違う国の友達と友情を深めていく手ごたえを全身で表していました。

学校のホームページにも詳しく様子が書かれています。7月25日から30日の間に毎日更新されています。

1日目http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=01217
2日目http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=01218
3日目http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=01220
4日目http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=01221
5日目http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=01222
6日目http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/news/detail.php?eid=01223


息子も、この学校の生徒さんたちのリーダーシップ、違ったバックグラウンドを持つ子供への配慮、情報処理能力、行動力に感動したと言っていました。早速フェイスブックで毎日コンタクトを取っているようです。




2012年8月6日

置かれた場所で咲きなさい - 人はどんな環境でも輝ける (2)







渡辺和子先生の「置かれた場所で咲きなさい」の中で書かれている言葉の抜粋です。

- どうしても咲けない時は、下へ下へと根をのばす。

- つらい日々も、笑える日につながっているのです。

- 人はどんな場所でも幸せを見つけることができる。

- きれいさはお金で買えるが、心の美しさは買えない。

- 不平をいう前に自分から動く。

- 自分の良心の声に耳を傾ける。

- 親の価値観が子どもの価値観を作る。

- 失ったものを嘆いても前には進めない。悩みを抱えている自分も大切に。

- 順風満帆な人生などない。

- 内部に潜む可能性を信じる。

- つらい夜でも朝は必ず来る。


なんだか、宝物のような言葉の数々で、元気が出てきます。


先生、どうかいつまでも、お元気で私たちを勇気付けてください。

2012年8月4日

男子部屋のボキャブラリー



息子は、大連であった「日中韓 中高生 歴史キャンプ」に参加しました。東アジアの青少年が、一緒に歴史を学び、将来自分たちがよりよい関係を築くためにはどうしたらよいかを考えるためのフィールドワーク、レクチャー、討論が6日間あります。

去年は、韓国であり、来年は、京都で開催される予定です。

息子は、今年3回目の参加です。息子と同じ補習校の後輩も参加していて、お互い心強かったと思います。英語の方が得意な子供がさらにもう一人いて、彼は、生まれも育ちもアメリカで、3ヶ月前に日本に引っ越したばかりだそうです。

日本からの参加者の中には、帰国子女の受け入れでも知られる関西の私立学校の生徒たちが学校のカリキュラムとして団体参加するケースもありました。

補習校では、生徒同士ついつい英語で話してしまうことも多いので、今回のキャンプでは、日本の学校の生徒さんとディスカッションをすれば、息子の日本語能力もアップするのではないかと、親は期待しました。(他力本願)

昼間のプログラムは、何とかこなせても(英語が役立つことも多いので)、息子が困るのは、夜の日本の男子ばかりが部屋で集まる時の「下ネタ」のボキャブラリーだったそうです。いったい何の話をしているか、さっぱりわからず、補習校の後輩に通訳を頼んでも、彼も小学校高学年でアメリカに来ているので、その方面の情報に遅れがあり、意味がわからないことが多かったそうです。3ヶ月前に、日本に帰った子にいたっては、14歳なので、「眠たいよ~~。もういいかげんにして、みんな早く寝ようよ~~!」と大騒ぎするので、先輩から叱られたりと、アメリカ組は、すっかり夜の部の討論から見放されてしまったようです。

補習校高等部でもカバーできないボキャブラリーが、色々あるのだなあと、なんだかしみじみ考えこんでしまいました。

2012年8月2日

大連から戻ってきました








大連の海鮮料理屋さん
材料の魚を選び(量り売り)
調理法を指定して、テーブルに運んでもらいます。







大連からようやく戻ってきました。

ネット環境が悪くて、陸の孤島にいるような気がしました。ホテルからブログをアップしようとすると、全くつながらなくて、「内容が不適切で、ブログ自体を削除されてしまったのかと。」一瞬頭が真っ白になりました。

落ち着いて考えていると、「そうそう、中国ではグーグルが撤退したんだった。」ことを思い出し、少し安心しました。そんなわけで、日本に帰ってきてから、久しぶりにブログを書くことができるようになりました。

大連の1週間は、あまりにたくさんのことがありすぎて、何から書いていいかわからないし、今、洗濯物の山に埋もれているので、頭と家の中を整理して書こうと思います。

ご心配をおかけしました。私はまだ生きています。(エ? 誰も心配してなかったって?)

洗濯物が乾いたら、今度は日本での撤収準備にかかります。なんだか、今回の滞在は出たり入ったり、落ち着かないです。