ぽーと会で、セミナーをしてくださった先生方はみなさん口をそろえて「ランキング等の数値にまどわされないように、自分の子供に合った大学を時間をかけて探してください。」と教えてくださっています。
私たち日本人親は偏差値で育ってきているので、US News等のランキングで大学の良し悪しを見てしまいがちです。第一、それで判断するのが簡単です。しかし、数値の工作も裏では色々行われているみたいです。
Lynnさんのブログで面白い記事を見つけました。
http://www.thecollegesolution.com/colleges-and-universities-that-cheatSATのスコアーを偽装していたのは、最近話題になっているClaremont Mackenna Collegeだけのことではなく、以前から他の多くの大学でも操作が行われているようです。
Baylor Universityなど、入学する学生に対してSATを再度受けて、スコアーが50ポイント上がったら奨学金を年に1000ドル増やしてくれると大学のホームページで明記しています。再試験をうけるだけでも、大学内の本屋さんの300ドル分のクレジットをくれるというのですから、学生にとってもメリットが大きいです。
Freshmen get $300 to retake SAT
Oct. 9, 2008
By Liz Foreman and Ashley Corinne KilloughAsst. City Editor and Staff Writer
Baylor offered the class of 2012 a $300 Baylor Bookstore credit and potential scholarship incentives to retake the SAT in June, after they were already accepted and enrolled.
An e-mail sent in June to incoming freshmen stated that students who chose to retest would automatically receive a $300 credit to the bookstore.
If a student scored 50 points or higher on the retest, they received an additional $1,000 a year to their scholarship package.
対外的にスコアの見栄えを良くするために、大学は手段を選ばないのですね。
教育機関もビジネスなので、親の私たちも聖域と考えずに、きちんとスミからスミまで、ある程度疑いの目を持って大学の中身を見極める必要があると改めて考えさせられる記事でした。
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