2014年1月31日

大学内の色々なサービス



息子の引越しの手伝いにやってきましたが、ファイナルプロジェクトで忙しくしているので、私は、大学内の色々な部署の人たちにアポイントメントを取って教えて頂いています。


息子の通っている大学には、入学前に2回訪問し、入学式前後のオリエンテーション、サンディエゴでのインタヴュー2回、合計5回も接触があったので、この大学のことはよくわかっているつもりでした。

しかし、今回、生活課、教務課、ファイナンシャルエイド課、就職課、海外プログラム課、学内の仕事を斡旋する課などを訪問してみて、アドミッション、入学までのプロセスと、実際に入学し、学生として4年間生活し、学び続けるためのサポートは全く違うことが良くわかりました。

この大学は、学生一人一人に対して細やかなサポートをしてくれると評判でしたが、どの部署の担当者とお話してみても、真摯に対応してくださり、感激しました。大学の両親用のサイトでも色々リサーチしてきましたが、実際に会って伺う情報にはかなわないなと思いました。

学生部長にお会いした時、「親御さんが私にコンタクトする時には必ず、ヘリコプターペアレンツになりたくないんだけどと前置きされますが、私は親ほど子供のことを理解している人はいないので、ぜひヘリコプターであり続けてください。私と一緒にチームワークを組んで、学生の成長を見守りましょう。とお話しています。どうか、これからも、定期的にメールのやり取り、あるいは、電話でのカンフェレンスを続けましょう。これが、私の仕事ですから。学生は、1年たつと見違えるように成長し、自信に満ち、人生への展望を目を輝かせて話してくれます。私はこの仕事をしていて、本当によかったと思います。」と話してくださいました。



2014年1月28日

思い立ったら吉日



息子は、1月の冬学期がもうじき終わり、2月からの新学期には寮を出て、上級生用の家に引っ越すことになりました。新入生用3人部屋のゴタゴタに懲りて、自分自身も心機一転静かな環境でもっと真面目に生活したいと反省したようでした。

本来1年生は住めない家なのですが、大学のオフィスで交渉し、なんとか入居にこぎつけ、先輩に引越しを手伝ってもらうことになっています。


どんな様子か見てみようと思いたち、昨日の朝飛行機を予約し、夜出発し、今朝息子の大学に到着しました。直前の予約だったので、恐ろしく乗り継ぎが悪く、2回乗り換え、3本の飛行機でドアツードアで12時間かかり、まるで国際線のようでした。夜通し、飛行機に乗ったり降りたり、せわしなかったです。


「ランチをご馳走するよ」と朝キャンパスにいる息子に電話をかけたら、息子と同じように、午後から授業のない友達も2人やってきて、4人で不思議なお寿司屋さんに行きました。よく中華料理屋さんで見かけるワンタンにクリームチーズとカニかまを入れて揚げた料理、クラブラグーンが出てくるようなお店なので、お味もやはりそんな感じでした。値段だけは、本格的なお寿司屋さんでしたが、結構はやっていました。(田舎過ぎて、競合相手がいないので、経営が成り立つらしい)

みんな、大学の様子を教えてくれたり、カフェテリアのご飯に飽きた愚痴を聞かされたり、食事後は大学に戻り、寮の部屋を案内してくれたり、楽しい午後を過ごしました。

私にとっては、???のランチでしたが、カフェテリアに飽き飽きしていた学生たちにとっては、「こんなにおいしいご馳走は久しぶりです。本当に連れて行ってくださって、ありがとうございます。」と、えらく感謝されてしまいました。

2014年1月23日

今年も盛りだくさんの企画

昨日と今日はぽーと会のミーティングが2日続きでありました。

昨日は、ホームページのデザインと構成を決めました。あと1,2週間で立ち上がる予定です。

今日は、企画会議でした。これまであまりカバーできていなかったキャリアパスを今年は色々な角度から学びたいと思います。その他にも、子供のお抱え運転手として暮らす私たちにとって日本の親の介護は、子供の日々の生活を完全にストップしかねないことなので、どう乗り切るかを学ぶ予定です。

「いまいちイメージがつかめないグローバル企業と人材 企業はどんな学生を求めているか?」「日本企業では、海外で育ち、学んだ人材をどのように評価し、採用し、教育し、活用するのか?どのようなキャリアパスがあるのか?まさか、いまだに英語要員扱い?」「次の世代の若者は日本とは全くフックを持たずに仕事をする可能性が出てくるのではないか?」「現役大学生、大学院生と回る大学見学フィールドトリップ、バックステージ訪問、インサイダー情報特典付」「日米同時就活体験談を聞く会」「わらしべ長者式キャリアアップ法」「海を隔てた親のサポート」など、新しいアイディアがたくさん出てきました。

既に決まっている「お仕事シリーズ」「大学アプリケーションのタイムライン」の運営準備と、新たな企画をバランスよく組んでいきたいです。

これからも、ぽーと会の新しい代表者、アドバイザー、サポーターのみなさんで力を合わせてワクワクする企画をしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。



2014年1月21日

波及














友達のジャッキーは最近お母さんを癌で亡くしました。

闘病中のお母さんたちを3人姉妹で支えていましたが、その途中で家族が崩壊していった様子を教えてくれました。


最初は、姉妹が交代で(全員近所に住んでいたので)お母さんを見舞っていました。しかし、お母さんがその時々で、全く違うことを言って、娘たちはそれを意思と思い込み、姉妹同士で終わりのない喧嘩に発展してしまいました。


① お母さんの住んでいた家の処分方法

社会奉仕に熱心な娘に対しては、「死後は、乳がんセンターに寄付してほしい」、暮らし向きがよくない娘に対しては「処分して、そのお金を姉妹で分けてほしい」家に一番愛着のある娘に対しては、「そのままにして、孫たちのバケーションホームに使ってほしい」と、全く違う希望を伝えてありました。


② 治療方法

「最後まで、希望を捨てないで頑張りたい」「治療は辛すぎるので、最後の日々を平安に過ごしたい」「ハーブをトライしてみたい」と真逆なことを、それぞれの娘に伝え、「お母さんの意思を尊重したい」という娘たちを、混乱させてしまいました。



姉妹同士の数年にわたるいい争いは、それぞれの配偶者をも巻き込み、ジャッキー以外の姉妹は、別居、離婚に発展しました。


ジャッキーが辛うじて結婚生活を維持できたのは、この15年、ご主人の仕事中の事故で障害を負い、車椅子生活になったこと、子供たちの数々のトラブルで傷つきながらも夫婦で乗り越えようと頑張る中で、チームワークが築けていたからだそうです。辛い経験を通じて知恵がつき、お母さんが娘たちを自分の側につけるために、苦し紛れに言うことを変えているカラクリを見抜けたそうです。

ジャッキーは何度も「お母さんの言葉に振り回されるのはやめよう。こんなことで兄弟げんかをするのは馬鹿らしい」と言ったのですが、意思決定権を持っていなかったので、他の姉妹から無視されてしまいました。


元気な間にお母さんが自分の意思を固め、全員に伝えていてくれれば、こんなことにはなかったはずです。


家族が他人よりずっと遠い関係になったという、とても痛ましい話です。




2014年1月16日

家に戻されてしまったニッキー




息子の従弟のニッキーも大学1年生です。前にも書いたように自宅から徒歩5分のウイスコンシン大学の寮に入って暮らしていました。

ところが、パーティーを楽しんだり自由を満喫しているうちに成績が落ちてきて、(といってもBが混じるという程度。でもトップファーマシースクールを目指しているので痛手)感謝祭から家に戻されてしまいました。

期末試験は親の監視の下、なんとか乗り越えました。ニッキーは飛び級をして,同級生より若いので、親は最初からこのことを想定していたそうです。

新学期からは、お父さんと仲良く毎朝歩いて大学に通っています。寝る場所が違うというだけで、友達関係、アルバイトと生活環境は何の変化もないので、本人も別に不満もなさそうです。

Noと言えずにズルズルとパーティーをするのにも飽きていたので、家に帰ったのは本人もある意味助かったそうです。

もう少し成長したら、自分の意思で、「今日はパーティーはよそう。」とアクションが取れるようになるでしょう。

家の近くの大学に通わせると、親が早めに察知して、適切なアクションが取れるので羨ましいです。



2014年1月14日

所変われば







南カリフォルニアは、今週サンタアナ風が吹き、なんと28℃という夏のような暖かさ(暑さ)となりました。



このところ雨も全く降っていないので、山火事の心配もあります。カリフォルニアの冬の雨は激しく、バケツをひっくり返すどころか、スタジアムがひっくり返ったような豪雨になるので、フリーウエーを運転する時は決死の覚悟で臨まなければなりませんが、水不足、山火事、環境のために、ぜひこの冬、何度も雨が降ってほしいと願っています。





ところで、ぽーと会のホームページ開設は長年の夢でしたが、ようやく信頼できるプロの方にお願いすることになりました。今までも補習校の文集、卒業アルバムなどでも何度もお世話になった方です。サンディエゴ版ライトハウスの立ち上げなど、長年サンディエゴの日系コミュニティーに貢献されてきました。

1年前からぽーと会でもサポートさせていただいている藤井希依さんhttp://bonvoyagesandiego.blogspot.com/2013/01/blog-post_5.htmlをずっと以前から色々な形で見守り、支えてこられました。






今後ぽーと会のセミナーの動画配信などもセットアップしてくださるそうで、楽しみです。






ということで、ぽーと会のホームページができたら、この母ブログは閉じさせていただきます。




あと何回書けるかわかりませんが、長い間お付き合いくださり、本当にありがとうございました。


ブログがなくなっても、毎月29日「にじやマーケット肉の日」には必ずあの辺りを徘徊してますので、声をかけてくださいね。


2014年1月9日

摂氏22度からマイナス27度へ






息子は今週大学に戻りました。

サンディエゴの日中の気温は22度、到着時のキャンパスの気温はマイナス30度近い、近年まれに見る寒波に襲われた時期でした。

ラッキーなことに、息子の乗った飛行機は定時に到着しましたが、その前後数日は毎日2000便が欠航になる悪天候でした。

サンディエゴの友達と離れがたかった息子は最後まで「カリフォルニアの大学にトランスファーしてもいい?」と聞いてきましたが、結局大学の寮に戻ったら、それはそれで楽しいらしく、すっかり馴染んでいます。

「大学に帰ったらもう食べられない故郷の味」ということで、出発前日は友達と連れ立って、昼はメキシコ料理、夜はイン アンド アウトというローカルなファーストフードでハンバーガーを堪能していました。

お寿司とラーメンも必須メニューだったので、2週間の間に何度も食べに行き、おこづかいの大半を食費につぎこんでしまったようです。

あっという間にクリスマス休暇が終わりました。

2014年1月6日

男の子の母親

ティーンの男の子の母親の気持ちを描いたすごいコマーシャル(オールドスパイスというブランドのデオドラント)が話題になっています。
 
アメリカ人のお母さんってもっと割り切ってるのかと思っていたのでびっくりです。これなら、日本の母の方がよほど子離れが早いように感じます。
 
 
 

 
 
 
 

2014年1月5日

次回のぽーと会のお知らせ

 
 



新代表者が次回のイベントの案内文を作ってくれました。今年から、子供たちに将来の自分のキャリアを考えてもらうきっかけ作り「お仕事シリーズ」を継続して企画運営することになりました。色々な分野で活躍される方々から仕事の楽しさ、どうすればそこにたどり着けるかを教えていただけるのを楽しみにしています。


明けましておめでとうございます。

旧年中は、ぽーと会に足をお運びくださり、本当にありがとうございました。

今年も、皆さんのお役に立てるような会を企画していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

さて、ぽーと会・新春第1弾は、1月の最終週、2月2日(日)に、お子様を含むご家族向けのセミナーを行います。

 

ぽーと会はこれまで、お子様のキャリア・進路について考える“きっかけ”となるような、お子様向けのセミナーをしたいと考えてきました。 そこで今年から、「お仕事シリーズ」と題して、様々な職業の方をお呼びし、お話を伺うセミナーを開催します。

第1回のスピーカーは、カイロプラクティック・ドクターの木野真一先生です。(http://keynotechiropractic.com/?page_id=37

 

第1回 お仕事シリーズ    
(カイロプラクティック・ドクター)

【内容】

木野先生の波乱万丈人生

「センター試験の1ヶ月前に渡米を決意し、単身ミシガンの田舎町(アジア人人口ゼロ)に渡ったこと」「大学在学中に友人と廻った、ヨーロッパ貧乏旅行での目の覚める体験」「エベレストで死にかけたこと」「大学卒業直前、怪我をしたために巡り合ったカイロプラクティックの仕事」・・・などなど、木野先生のユニークな人生の道のりを語ってくださいます。

 

カイロプラクティックのお仕事(カイロプラクティックは痛み止めではない?!)

上記のお話の中に「カイロプラクティック・ドクターとはどういう仕事か」「アメリカでカイロプラクティック・ドクターになるには、どんなプロセスを経てライセンスが取れるのか」を盛り込んでくださいます。

 

カイロプラクティック・ドクターだから知っている「学力アップ法」「勉強の仕方の勉強法」

「成績トップのA君が頭の中で組み立てているものとは? 成績が伸び悩んでいる人に共通する癖とは?」「勉強を始めるよりも前に、先ずした方が良いことって何?」「一を知って十を学ぶ勉強法とは?」といった話にも、こう御期待下さい。

 

★★カイロプラクティックに興味のある方、学校では教えてくれない学力アップの方法を知りたい方、アメリカで活躍する人達の人生について聞いてみたい方などなど、ご参加をお待ちしています!!★★

   【日時】 2月2日(日) 午後3時-5時

   【講師】 Keynote Chiropractic  木野真一先生

   【参加費】110ドル (家族参加の場合は1家族15ドル)

   【場所】学習塾 Pi:k 4683 Mercury St. Suite A, San Diego, CA 92111



            お問い合わせは、ぽーと会 portkaisandiego@gmail.comまで。

2014年1月1日

明けましておめでとうございます!

 
 
 
 
明けましておめでとうございます。
 
 
サンディエゴは相変わらず暖かく、日中は20度台です。
 
 
手作りのおせち料理はとてもおいしくて感激でした。にしんの昆布巻き、だし巻き卵、なます、栗きんとんなど、一つ一つ作っていたら、何日もかかるような料理を大将に作っていただきました。
 
市販の味の濃いお節ばかりを食べて育ってきた息子にとっては、驚きの経験だったようです。
 
 
 
後数日で大学に戻るので、荷造りをはじめました。時差があるので、明るいうちにキャンパスに到着するためには、朝4時に起きて、6時半出発の飛行機に乗らなければなりません。到着する日の予想気温は摂氏マイナス22度とありました。なかなか大変そうです。
 
長い休暇を終えて、夫も明日仕事に戻ります。
 
私もようやく自分のペースで用事ができそうで、ワクワクしています。
 
今年は、ぽーと会のホームページを作ろうと新しいリーダーと計画を立てています。その他、子供たちの健康のためのセミナー、インターンシップ、就活についてのプロジェクトを立ち上げるなど、やってみたいことがたくさんあります。
 
プロジェクター、スピーカー、マイク、マイクスタンドに続き、今年はプロジェクター用のスクリーンも買う予定です。
 
今年も、ぽーと会をどうぞよろしくお願いします。