2013年11月27日

冬の装い (極寒豪雪地帯 田舎仕様)


 
 
 息子の通う大学は、ドカ雪の降るとっても寒い地域にあります。しかも田舎です。

あらかじめ、カリフォルニアでジャケットを買って、入寮時に持っていきました。

マイナス30度まで対応可能と書いてありました。


南カリフォルニアでこんなものを買う人はいないので、定価200ドル以上する品が、度重なる値下げで30ドルになっていました。
 









あとは、雪靴を買えば、冬支度はパーフェクトです。

さすがにサンディエゴには売っていなかったので、オンラインで雪村にふさわしいブーツを見つけたので、





そろそろこれをオーダーしようと思っていた矢先、


息子からメールが来て、「僕がもってきたようなヘビーデューティーなジャケットを着てる学生なんかいないよ。僕たち学生は雪かきをするわけではないから、もっとおしゃれなコートが欲しい」とサイトのコピーを送ってきました。




 


なるほど、雪かきをしないんだったら、軽いコートでもいいですね。


「デザートシューズも送って」とリクエストがきました。直訳すると「砂漠靴」、こんなんで雪解けのドロドロがしのげるのか息子にはわかっていません。






雪の村でもおしゃれを楽しみたいのはわかるけど、足がぬれたら辛いのになあと、雪国で苦労した母はため息をついています。




ちなみに私は中西部に住んでいた頃は、こんなスノーブーツをはいて、冬を乗り切っておりました。もちろん、防寒、防水加工ばっちりです。底は滑らないように、ガリガリになっています。







2013年11月25日

予定変更




 息子は、感謝祭の休暇は従弟の家に遊びに行くことになっていました。

ところが、寮の友達に予定を聞いてみたところ、留学生はもちろんのこと、他州から来ている学生の大半は、帰省せずに、寮で過ごすと知り、予定を変更して自分も寮に残ることになりました。5日間の休みのうち1日は、バスに乗って友達と大きな町に遊びに行く計画を立てています。

3ヶ月前に会ったばかりの従弟より、今は寮の友達と一緒に過ごしたいのだそうです。

「感謝祭当日だけは、カフェテリアやブックストアーも休み、田舎町で開いているレストランもなさそうなので、念のために非常食を買っておきなさいね。」とだけアドバイスしておきました。

今週は、氷点下の日が続き、先週からの雪も残っているそうなので、町までの買い物も大変です。

サンディエゴなら、感謝祭だろうとクリスマスだろうと、日系スーパー、アジア系レストランは通常通り営業していて安心ですが、田舎町はなにかと不便です。

中西部に住む私の友人たちも心配してくれて、「寮に何か届けてあげようか?」「ラストミニッツで気が変わってもうちなら泊まりにきてもOKだよ。迎えに行くよ。」と息子にメールしてくれています。

こういう非常時のために日本から食料を色々送ってあげていたのに、むざむざとあっという間に食べつくしてしまい、何も残っていません。最終手段として図書館の横の自販機のお菓子なら買えるので、1日くらいならそれでも大丈夫でしょう。




 

2013年11月21日

12月のぽーと会


 

 
 
12月のぽーと会は、恒例の原田誠先生による進学セミナーを開催いたします。
 
 
2010年からスタートしたので、ぽーと会では今回で4回目、サンディエゴ地区では、なんと9回目になります。
 
今回は、「家族みんなで進路のこと、進学のこと、子供のやってみたいこと」を話し合えるきっかけ作りになるセミナーを計画しています。
 
 
既に将来のことを考えているお子さんのご参加も大歓迎です。あえて、対象年齢を定めなかったのは、小学校高学年でも「僕は将来日本でゲームの仕事をしたい。」と着々と夢に向かって歩む子供もいれば、高校生でも親に無理やりつれて来られて、「だる~!」と感じてしまう子供もいて、様々だからです。
 
 
セミナー後、原田先生を囲んで忘年会も計画中です。日曜日のイベントなので、お父さんたちからキャリアのお話などもシェアしていただけるのではないかと楽しみです。
 
 
セミナーは、みなさまからの質問を元に構成されます。どんな小さな疑問でもぜひお便りくださいね。
 
 
 
 
日時 12月15日 (日) 午後3時から~
 
場所 学習塾ピーク
 
参加費用 1家族 20ドル 1人 15ドル
 
 
お会いできるのを楽しみにしています。
 

 

2013年11月17日

I Love and Accept Myself

 
 

 
 
 

11月のぽーと会は、右脳教室「Angel Kids Garden」主宰の小野塚美知穂さんをスピーカーにお迎し、~I Love and Accept Myself~というタイトルで、お話を伺いました。 
Angel Kids Gardenwww.facebook.com/pages/Angel-Kids-Garden/286399424767047
メーカー企業で営業職としてバリバリ仕事をしていた20代、30代前半の小野塚さん。仕事には大変なことも付き物だけれど、それでも楽しむもの、何事も楽しく楽しく!という生き方を、この時代に身につけられたそうです。しかし妊娠を機に、自分の中に無意識に眠っていたネガティブな感情があふれ出し、子育てに対する不安な気持ちと向き合うプロセスで出合った「しちだ式右脳教育」。そのメソッドを通した「子供のありのままを受け入れる共感・許容」、愛情にあふれた親子の絆を築く考え方、イメージの力を用いた子育て(思考は現実化する)、その具体的な実践方法などについて、詳しくお話して下さいました。
参加してくださったお母さん達のお子さんは、下は20ヶ月から上は大学生までという幅広い年齢層でした。 小野塚さん自身のお子さんは5th gradeですが、今日のお話には、子供が何歳であっても、いつからでも取り入れていける素晴らしいヒントが満載でした。
「こんな素敵な話を、子供がもっと小さい時に聞けたら良かった」というプレ・思春期のお子さんをお持ちのお母さんもいらしゃいました。 イメージ力を使った実践方法について、お母さん方から色々な質問も飛び出しました。
会の終了後は、「お母さん業とは、かくも素晴らしい、子供と共に育つ機会なのだ」という想いを新たにさせて頂くことが出来た、11月のぽーと会でした。
小野塚さん、参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

2013年11月14日

ニッキーのお父さん


ニッキーが自分のお父さんが勤める大学を選んだのには理由があります。

お父さんのデイビッドは、数年前から癌が患い、何度も手術、化学治療を続けてきました。

もう使える抗がん剤も少なくなりましたが、「一日でも長く生きていると、新薬ができるかもしれないから。」と希望を持っています。

腎臓から目の奥に転移し、片目を失い、顔も半分くらい切除しなければなりませんでした。それでもデイビッドは学生たちに講義を続けています。


毎日大学で、学生たちに対して「命の大切さ」を身をもって教えています。もともとウイスコンシン大学の教授の中でも人気が高かったのですが、今ではデイビッドの一言一言を学生たちが聞きもらさないよう、熱心に聞いてくれるそうです。バイオを専攻する学生は将来医学の道に進みたい人も多いので、デイビッドから学んだことを一生心に留めているはずです。

デイビッドは辛いがん治療を乗り越えるためのサポートシステムを立ち上げ、好きな釣りをしながら仲間と語り合える場を作り、癌仲間からも慕われています。「末期癌だからといって、人生を楽しむ権利を捨ててはならない。幸せな思い出をたくさん作ろう。」がモットーです。

この活動は、多くの人たちから共感を得て、ローカルニュースにも出演しました。

ニッキーは、お父さんが治療するときには病院に連れて行ったり、家事をするためにも実家のすぐそばにいられる大学を選びました。

もしかしたら残り少ないかもしれないお父さんとの時間をなるべく一緒に過ごしたいと願っています。研究者としても尊敬できるお父さんから少しでも学ぼうとしています。

この数年辛いことが多かったのですが、この家族はいつも明るくて、暖かです。一日一日を大切に過ごしています。「無くしたものも多かったけど、感謝できることの方が多い。家族がこの世で一番大切。」と素敵な笑顔です。

息子もデイビッドおじさんのことが大好きで、とても尊敬しています。

 

2013年11月12日

従兄のニッキーの進路


息子の同級生の従兄弟のニッキーは結局自宅から徒歩5分のウイスコンシン大学に通っています。

高校時代成績が良く、統一テストも勉強をほとんどしないままでも高スコアー、音楽の才能もあったので私学からも条件の良いスカラシップのオファーがありましたが、「どうせ薬学部に進学する時には家から離れなければならない可能性が高いので、今は家族の近くにいたい。」「薬学部の学費のためにお金をセイブしたい。」ということで、学費が年間1万ドルの州立に決めました。

家から通ってもいいけれど、とりあえず最初の年は友達作りのために寮に入っています。それでも寮費、食費で年間1万ドル以下です。

息子を大学に送る前にニッキーの家に寄り、ウイスコンシン大学の入寮につきあいましたが、「必要なものがあればいつでも帰れる」気楽さで、蒲団セットと小さなボストンバッグだけであっという間に引っ越しが終わりました。入学後も毎日のように家に帰り、必要なものをピックアップし、いると思ったけれどいらなかったものを家に戻す作業をし、今ではすっかり落ち着きました。

息子が、「ど田舎で容易には買い物ができそうもない。」と戦々恐々と細々とそろえて車に詰め込んだのと対照的でした。

ニッキーのお父さんが同じ大学でバイオを教えているので、「数学はこの教授が一番教え方がうまい。」 「あの教授は採点が辛い」 「あの教授は来年辞めそうなので、今年中に履修しといたほうがいい。」などというインサイダー情報満載の時間割です。

時間が合えばニッキーとお父さんはカフェテリアで待ち合わせをしてランチを一緒に食べたり、研究室で手伝うこともあります。

ペットの猫の様子が心配なので週に何度も帰宅して面倒をみています。

週末は自宅に他州からの学生を連れて帰り、「第二学食のようになって冷蔵庫が空っぽになる。」とニッキーのお母さんはぼやいています。

たとえ大学院で州外に出ることがあっても、インターンシップ、薬剤師としての就職先のコネを故郷で確保できるように動いているので、とても賢い選択だったと思います。

 

2013年11月10日

もうじき感謝祭


ついこの間、息子を大学に連れていったばかりだというのに、あっという間に11月になりました。

ホームシックになっていれば1週間の休みに帰省してもいいかなと考えていましたが、本人はいたってハッピーなので、クリスマス休暇まで帰らないことになりました。

中西部には親戚、友達が何人もいて、「大学まで迎えに行ってあげるからThanksgiving にはうちにおいで」と招いてくれていました。

息子は従兄のニッキーの家に行くことになりました。都合のよいことにニッキーのお父さんの同僚の娘も息子と同じ大学に通っているので、彼女のご両親がピックアップしてくれて、帰りはニッキーと両親が大学に2人を送ってくれることになりました。

遠方で帰省もしない、感謝祭のディナーに誰からも招かれない学生のために教授たちが家を解放してくださるそうです。

短い休み(ロングウイークエンド)には、寮の主催でカヌーキャンプやスキー旅行を企画してくれるので、これまた楽しそうです。

大学によっては感謝祭の数日の休暇は寮も閉鎖され、近くのホテルに泊まるしかなかった学生さんの話を聞いたことがあります。期末試験が迫っているので、効率よく勉強するにはいいかもしれませんが、寂しい思いをするかもしれません。

2年生以降になると、自分のネットワークで休みを乗る切ることができるでしょうが、最初の年は、色々な人たちが子供たちを見守ってくださると本当にありがたいです。

そうこうするうちに、期末試験がはじまり、クリスマス休暇がやってきます。息子の激安帰省切符は(それでも400ドルもしたけど)、試験の終わった翌日の早朝4時に起きて空港に向かわなければなりません。ちゃんと朝起きれるのか? ドカ雪が降り空港が封鎖されないか? 空港までのバスは運行されるのか? など色々心配がつきません。

2013年11月6日

11月のぽーと会

 



11月のぽーと会のお知らせです。


今月は、いつもぽーと会に参加して下さっている、Mさんをスピーカーにお招きします。日本の大手企業で営業職として働いていらっしゃった時の経験、ご自身の幼少期、思春期を振り返り自分を見つめるプロセスで出合った右脳教育、息子さん(現在小学5年生/5th Grade)を通して学んだこと、などなど豊富な内容でお話をして下さいます。


お子さんの年齢を問わず、どなたでもご参加いただけます。皆さまのお越しを心からお待ちしています!


【セミナー概要】
“I love and accept myself” 〜マミィを助けるために生まれてきたんだよ〜
①企業(営業)経験を活かした子育て
  *楽しく、楽しく、楽しく
  *イメージは現実化する

②「育児」インナーチャイルドの癒し体験
  *右脳教育との出会い
  *ありのままの受け入れる「共感」「許容」
  *息子が教えてくれたこと

③一期一会 人生を支えてくれる言葉

【日時】 2013年 11月15日(金) 午前10時~
【場所】 学習塾Pi:k  4683 Mercury St., Suite A&B, San Diego, CA
【参加費】 10ドル(家族参加の場合は15ドル)



お問い合わせは、ぽーと会 portkaisandiego@gmail.comまで。


2013年11月4日

脱力


日本にいた時に、息子に荷物を3個送りました。

1個目は航空便で(1週間で到着予定)、頼まれていた日本語TA用の日本地図のポスターとおせんべい、2個目はSAL便で(3週間で到着予定)きつねうどんと抹茶味のチョコレート、3個目は船便で(6週間で到着予定)さとうのごはん、さばの煮物の缶詰といった重たいものを送りました。

実家には、15円切手のシートが大量にあったので、ダンボール箱6面にびっしり貼りつめ、まるで包装紙で包んだようになりました。

「少しずつ荷物が届くと、目先が変わって楽しいだろう」、「ご飯と鯖はファイナルの試験勉強の夜食に丁度いい」と算段しました。

第一便がそろそろ届くはずだと、息子に今日電話してみました。すると、「ああ、もう届いたよ。ありがとう。友達と全部食べたよ。」と言うので、小さなおせんべいの箱を友達と分け合って食べたのだと理解しました。

ところが、よくよく聞いてみると私が計画したこととは全く違う展開になっていました。なんと、先週の金曜日(日本から発送した5日目)に3箱が同時に大学内の郵便局に到着し、息子はまとめて寮に持って帰ったそうです。道中、切手のパッチワーク状態の箱に友達が目をつけ、「なんだ、なんだ!」と寮まで着いてきて、みんなが箱を開けるのを手伝ってくれて、ついでに「味見」までしてくれて、箱が空になったそうです。

なんで、船便が5日で到着しなきゃならないんでしょう!今までは、「1ヶ月前に送られた航空便がまだ届きません。どうなってるんですか?」と郵便局にクレームを入れていたのが、今回は、「船便なのにこんなに早く到着して迷惑しています。」というわけにはいかず、悶々としています。



 

2013年11月3日

ラーメンバーガー



空港の帰りにラーメンでも食べて帰ろうと、ラキ ラキ ラーメン http://www.rakirakiramen.com/
に行きました。

私はここの普通のしょうゆラーメンが好きなのですが、周囲のアメリカ人は(特に若者はほぼ全員)ラーメンバーガーなるものを食べていました。

新し物好きの夫は早速真似をしました。

つくねカツバーガーといって、パンのかわりにそばを焼き固めたもの、その中につくねのフライがはさまっているという代物です。ジャガイモのフライの代わりに、ヤム(さつまいもの従兄弟)フライがついてきました。

夫はとても気に入って、「家でも作って」とリクエストがありました。

調べてみると、アメリカでは既にニューヨークを中心に結構な人気になっているそうです。

アメリカ版B級グルメなんでしょうか?





 

2013年11月1日

サンディエゴに戻ってきました



2ヶ月ぶりにサンディエゴに帰ってきました。

成田からロサンゼルスまではユナイテッド航空のドリームライナーでした。乗る前から嫌な予感がしていましたが、案の定、「使用機材のメンテナンス」が理由で出発が3時間も遅れてしまいました。

今回は、翼のバランスを取る部分の不具合だったそうです。煙や火が出るのも怖いけど、バランスが取れないのも致命傷なので、なんとか修理できてよかったです。

ロサンゼルスからサンディエゴ行きの乗り継ぎ便も遅れてしまいました。

去年などは、ロサンゼルスで5時間も待たされた挙句、飛行機に乗れなくて、積み残された40名がチャーターバスで(しかもスクールバス並みにボロボロの)サンディエゴ空港に連れて行かれたことさえあるので、今回は少なくとも飛行機に乗ってサンディエゴに到着できて、ラッキーだと思うことにしました。