2014年8月19日

ぽーと会のホームページがオープンしました





いよいよぽーと会のホームページが開設されました。



ぽーと会の代表者が忙しいスケジュールの合間を縫って、頑張って作ってくれました。

ぽーと会関連のイベントの案内をこれからはサクッと調べることができます。原田先生のセミナーのビデオをYoutubeで見ることもできます。過去のイベントの報告では、このブログにリンクするようになっています。

秋以降も、ぽーと会では「リクルートする側から見たグローバル採用」「SAT 最新情報、傾向と対策」「D III アスリートの進学」など色々なセミナーを計画しています。これからのぽーと会にご期待くださいね。

とりあえず、私のブログはこれで閉めますが、チャンスがあれば又別のブログを始めたいと思います。

これまで長い間拙いブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。これからはぽーと会のイベントや毎月29日ニジヤマーケット肉の日でリアルでお会いしましょう!


ブログを通じてお手紙くださった方、お友達になってくださってありがとうございます。いつかサンディエゴに遊びに来てくださいね!



2014年8月17日

送別ラッシュ



新学期がそろそろ始まる大学も多く、この頃息子は送別ラッシュです。


サンディエゴに残る子、国内を移動する子、海外プログラムやボランティアで南米、ヨーロッパ、アフリカに飛び出す子と、色々です。


クリスマスか次の夏休みには又会えるけど、「最後にお別れが言いたい」と名残を惜しんで食事に行ったり、友達が泊まりにきたり、誘い合って空港に見送りに行ったり、出たり入ったりしています。


ご両親が離婚して一家離散になった子供は、「僕がクリスマスにバルセロナから戻ってくるまで私物を預かって欲しい。」と自転車、スケートボードなど持ってきました。彼にとっては宝物なので預かる私は責任重大です。


休みに会う度にみんな成長し、たくましくなっているので、次に会う時が楽しみです。「どうか元気で頑張ってね。又ご飯を食べにおいで。」と祈るような気持ちで送り出しています。

2014年8月8日

同じやるなら、楽しく、クリエイティブに!



5年前に大評判になった結婚式のビデオです。ミネソタ州のセントポールの教会で撮影されました。もうじきアクセス数が1億に届きそうです。












上手、下手にかかわらずお祝いしてあげようと頑張って踊る友人たち、でんぐり返りまでする新郎、幸せに輝く新婦、声を上げて喜ぶ出席者たちの笑顔が本当に素敵です。

親戚や友人たちに結婚式の様子を見てもらおうとyoutubeに載せたとたん、大ブレークしました。

ビデオを見てくれた人たちに「DV撲滅運動にご協力をお願いしますというメッセージをつけたところ、5万ドルが集まったそうです。




結婚した時は2人とも法律を学ぶ大学院生でしたが、ご主人のケビンさんは現在セントポールに自分の弁護士事務所を開き、移民法の専門家として活躍中、奥さんのジルさんは、大学で刑事裁判を教えています。



お子さんも2人生まれたそうです。


結婚式のビデオは、今でもアクセスする人が多いのでサイトを随時アップデイトしています。現在は寄付先を「ミネソタに住む低所得の移民や難民の人たちの法的なサポート」にしています。

ちょっとした工夫で、結婚式に参加した人たちにとって一生忘れない思い出になり、youtubeを見た世界中の人たちも幸せな気持ちになり、5年たった今でも困っている人たちにも援助の手が差し伸べられて、一石何鳥になるんでしょうか?

2014年8月3日

勇気を持って前へ踏み出そう!













お手入れ前(左)とお手入れ後(右)




日本にいる親友が、最近観たという素敵な映画を紹介してくれました。


「マダム イン ニューヨーク」といいます。


http://madame.ayapro.ne.jp/




「こんなに私ががんばってても、夫も子供も全然感謝してくれない。」「英語が苦手で、どこに行ってもコンプレックスの塊になってしまう。」など、映画の台詞がぽーと会のお母さんたちから時々出るため息と重なる部分が大きくて驚きます。


主人公は、苦手な英語を克服するために、英会話学校に通い始めます。勇気を持って一歩前に踏み出すことが、自分を変えるきっかけになるということを教えてくれるストーリーです。


主演の女優さんの美しさに圧倒されます。インドのメリルストリープと呼ばれているのもうなづけます。


日本では上映中、アメリカではアマゾンで送料含め10ドル前後でDVDが買えるので、劇場チケットの1人分より安くつきます。















http://en.wikipedia.org/wiki/English_Vinglish




私は早速注文しました。




DVDが届いたら、インド料理のテイクアウトをして家で観ようと思います。

2014年7月27日

12年がかりで撮影された映画





この夏見た映画の中でダントツよかったのがこれです。







主人公メイソン君の6歳から18歳まで成長の様子をハラハラドキドキしながら見守りました。



実のお父さんとお母さんはあまりにも若く結婚し、大人として成長する前に親になり、、責任ばかりが重くのしかかり、離婚になります。その後お母さんは、2回結婚しますが、離婚になり、その都度家族関係、学校、住む家、友達関係が変わり、メイソン君とお姉さんは苦労が絶えません。

アメリカのティーンエージャーが直面する色々なトラブル、恋愛、アルバイト、など、日々の生活も丹念に描かれています。

自分のしたいことを模索する中で、実のお父さん、お母さん、お姉さん、学校の先生、友達など多くの人たちに支えられてメイソン君はたくましく成長していきます。

最後の場面は、大学入学です。お母さんは、自宅でメイソン君を見送ります。「今まで、子供たちとの生活でいくつもの節目を経験したけど、今日が一番辛い日だわ。次回の節目は私の葬式ね。大学でしっかりやりなさい。(今風に言うと、こぴっとがんばれし!)」とお母さんは泣き笑いで息子を送り出します。

ピックアップトラックに身の回りの荷物を積んで1人で延々とドライブし、大学に到着し入寮します。早々にルームメートに誘われて、登山をします。それがラストシーンです。

メイソン君の新たな出発、これから自分で道を切り開くにふさわしい場面で、じわっときました。


サンディエゴでは、ヒルクレスト ランドマークシネマで絶賛上映中です。珍しく、2つの部屋を交代で使って朝から夜まで上映を繰り返しています。低予算で地味なテーマですが、とても評判のよい映画です。みなさんも、よかったらぜひ見に行ってください。







2014年7月24日

平和とヒューマニティーの日 2014









ぽーと会でも教育セミナーの講師をして下さった美甘章子先生(http://jp.usjapanpsych.com/jindex.html)からのお知らせです。

美甘先生が主宰するSan Diego-WISH~世界平和を願う会~によるイベント「平和とヒューマニティーの日2014」が、2日に渡って行われます。
イベントの詳細は、こちらのサイトをご覧下さい。





尚、ご質問等に関しましては、直接San Diego-WISH(info@sdwish.org858-790-9511)までお願い致します。

                                                

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第一部(式典):8月5日(火)午後4時ー5時 @Shelter Island   (広島に原爆が投下された日本時間と同時刻に行われます。)
横浜友好の鐘をつき、核兵器の惨劇が繰り返されていないことに感謝し、平和を願う地域の方からのメッセージに耳を傾け、ともに恒久平和を祈る。

第二部(灯篭流し ほか):8月8日(金)午後6時ー8時45分 @Coronado  
軽食・ライブ・チャリティラッフル・灯篭流しなど。浴衣での参加も大歓迎。


①このイベントは、どなたでも無料で参加でき、第一部・第二部両方の参加、あるいは片方のみの参加も出来ますので、お気軽にお越し下さい。

②駐車スペースに限りがるため、早めに到着して頂くか、カープールをして頂くなど、お願い致します。

③当日ボランティアをして下さる方を募集しています。
第一部は式典の準備、第二部は灯篭流しに使う灯篭作りに人手が要り、手を貸してくださる方がいれば大歓迎です。





2014年7月20日

あさイチ プレミアムトーク


数日前のあさイチで渡辺和子先生が出演されていました。




珠玉の言葉の数々に、心を打たれました。

先生のメッセージは、youtubeで見ることもできます。



以前ブログにも書いたのですが、私は若い頃、入院先の病院で渡辺先生にお会いしたことがあります。




その時は、あふれんばかりの優しい笑顔に力を頂きましたが、今回プレミアムトークのお話を伺って、先生もうつ病や膠原病と闘われたと知りました。

病人を見舞うメッセージ力が強かったのは、ご本人も病の苦しみを通ってこられたからなのです。

先生が講演会やご著書で紹介されている聖書の中の一つに、伝道の書、第3章があります。

1 天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。

2 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。

3 殺すのに時があり、いやすのに時がある。くずすのに時があり、建てるのに時がある。

4 泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある。

5 石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。

6 捜すのに時があり、失うのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。

7 引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。黙っているのに時があり、話をするのに時がある。

8 愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦うのに時があり、和睦するのに時がある。

9 働く者は労苦して何の益を得よう。

10 私は神が人の子らに与えて労苦させる仕事を見た。

11 神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。





河野進さんという方が書かれた「病む」という詩を紹介されることもあります。



病まなければ

聞き得ない慰めのみ言葉があり

捧げ得ない真実な祈りがあり

感謝し得ない一杯の水があり

見えない奉仕の天使があり

信じ得ない愛の奇跡があり

下り得ない謙遜の谷があり

登り得ない希望の山頂がある






渡辺先生、どうかこれからもお元気で、私たちを勇気つけてください。




そして、私もできることならば、いつの日か、弱った方を力づけたり、困った方の道しるべになりたいと思いました。






2014年6月19日

夏休み特別企画 



ぽーと会の代表者からご案内が届きました。


高校生対象の★夏休み特別企画★のお知らせ

 



来る7月1日(月)に、東海岸の私立総合大学に通うお姉さんをお招きし、お話を伺う会を開催します。 アートとその他の幅広い分野(BiologyCognitive ScienceEnvironmental Scienceなど)に興味を持って、それらを融合させたSelf-Designのメジャーを考えていらっしゃるこのお姉さんは、先日、大学の1年目を終えてサンディエゴに帰省されたばかりです。
 
お姉さんから、たとえば・・・
*1年目はどんなクラスを取った?
*ドームでの暮らしはどんな感じ?
*クラブ活動は?
*サンディエゴから遠く離れて、ホームシックはなかった?
*アート専攻に興味がある人は、どんな準備をしたら良い? (ポートフォリオの作成など)
Self-Designのメジャーってなぁに?
・・・・などなど、高校生のお子さんが何でも気軽に質問できる会にしたいと考えています。
 

みなさんのご参加をお待ちしております。

2014年6月14日

民宿



息子が帰省して2週間がたちました。

この夏は、地元のカレッジでクラスを取りながらアルバイトをする予定です。

残念ながら、アルバイトは競争が激しいのと出遅れたので、なかなか見つかりません。大学の授業のスケジュールに合わせ、なおかつガソリン代がかからない場所と、色々条件が重なり、ハードルが高いです。

仕方がないので、家のペンキ塗り、ブラインドの付け替え、庭仕事などの仕事で細々稼いでいます。

 

息子が帰省するやいなや、大学の友達が1週間滞在したり、高校時代の友達が泊まりにきたりと、我が家は民宿のようになっています。

みんなお金がないので、サンドイッチを作ってはビーチや山、コミュニティープール、テニスコートに出かけています。中西部の子供から見たら、太平洋を見ながら読書をする、波の音を聞きながらランチを食べるということだけでも贅沢なのだそうです。暗くなるまでずっと水平線に見とれて帰ってきます。

家で夕ご飯を一緒に食べながら、友達から息子の大学での様子を聞いたり、高校の時と比べると見違えるようにしっかりしてきた元クラスメートと話すのはとても楽しいです。みんなの将来の夢を聞いていると、ワクワクしてきます。

今日泊まりに来ているキャメロンは、高校時代からずっと獣医志望だったのですが、大学のキャリアカウンセリングを通じて、自分は弁護士向きだということに気づき、方向転換をしていました。3年目から他州の大学にトランスファーする計画を立てています。彼のお母さんも弁護士で、その大変さを見てきているので、「弁護士だけにはなりたくない」と言っていたのですが、「動物を助けるより、人間を助けたい」と思うようになったそうです。

みんなそれぞれに紆余曲折があり、その中で悩み、苦しみ、成長していることを聞いていると、私まで元気になってきます。



息子の大切な友達は、私に色々なことを教えてくれるメンターでもあります。


2014年6月1日

カレッジアプリケーション ブートキャンプのお知らせ



今日は、この秋に高校シニアになられるお子さん向けの「カレッジアプリケーション・ブートキャンプ」のお知らせです。

ぽーと会がいつもお世話になっているMAX Career and Education (macscareer.com)の原田誠先生が、サンディエゴでブートキャンプを開催して下さいます。 内容の概略は下記の通りです。
 
なお、参加費は申し込み人数によって変わりますので、是非お友達もお誘い合わせの上、ご参加下さい。
(人数が増えると参加費は下がります)

参加費の確定や準備のため、締め切りを6月10日(火)厳守とさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

ご興味、ご質問のある方は、portkaisandiego@gmail.comまで遠慮なくお寄せ下さい。 
 


日時:6月29日(日)
時間:午前10時~午後6時(予定)
内容
   1) アドミッション対策
       カレッジアドミッション最新事情
       ベストフィットな大学探し
       アドミッションの差別化戦略
   2) エッセイ対策
       アプリケーションの概要
       エッセイ準備のブレインストーミング
       コモンアプリケーションの準備
 
 
    3)ファイナンシャルエイド
       奨学金制度の概要
       メリットベースの奨学金
       ニーズベースの奨学金
 
    *3)は親御さんにも参加していただくことが出来ます。
 
 
締め切り:6月10日(火)厳守でお願いします。
 
★★夏休み中にエッセイの準備を始めておきたいお子さん、アプリケーションの流れを把握しておきたいお子さん、原田先生にファイナンス等の解説をお聞きになりたい方・・・などなど、是非ご参加下さい。 ★★
 
                                                  
 

2014年5月28日

ヒロさんのお話を伺って








 
先日、全盲のヨットマン、ヒロさんのお話を伺いました。
閉会の挨拶で、ぽーと会の代表が、「珠玉の言葉の数々」と表現しましたが、まさにその通りで、勇気の出るメッセージにあふれていました。
個人的には特に二つのエピソードが特に心に沁みました。
一つ目は、ヒロさんが多感な時期に、原因も治療法もわからないままに次第に視力を失い、ついに全盲になり、今までできていたことができなくなり、家族の迷惑になると、絶望の淵に追い込まれ、自殺を図り、そこから立ち直るきっかけとなった言葉です。ヒロさんは、橋の上から身を投げて死のうとしていましたが、何かの力が働き、自殺を思いとどまります。そのあと、疲れて公園のベンチで寝ていた時に、天からメッセージが届き、「世の中には目が見えても人生の目的がわからなくて悩み苦しんでいる人がたくさんいるから、目の見えない君がチャレンジして生きていく姿をみんなに見てもらいなさい。君でも頑張っているんだからと、勇気付けられる人がでてくるだろう。」と言われたそうです。
ヒロさんは、その言葉の通り、普通は目が見えない人がしないようなチャレンジを続けています。今は、トライアスロンのトレーニングをしているそうです。
私たちは「〇〇だから、私にはできない」とできない理由をまず探しますが、ヒロさんは、「成功するまでチャレンジを続ければ、失敗にはなりません。」とおっしゃっています。ヒロさんのこのポジティブな姿は私たちに勇気を与えてくれます。
 
二つ目に心に残ったエピソードは、日本での安定した仕事を捨て、お子さんの教育のために渡米され、仕事のあてもなく、知り合いもほとんどいない新天地サンディエゴで親子3人で生活をスタートされた勇気です。
アメリカ人の奥様と東京で出会い、結婚され、お子さんが生まれた時に、将来のことを夫婦で話し合った結果、アメリカに移住するのがよいという結論に達しました。最初の1年は、奥さんだけ働き、赤ちゃんのお世話を目の見えないヒロさんが1人でされていたそうです。赤ちゃんが泣いても、どうしていいかわからず、途方に暮れたことも何度もありました。
仕事もなく、知り合いもなく、1人で家で子育てをすることがどれほど大変で孤独だったか、想像もつきません。しかし、その中で、自分がアメリカでできる仕事を見つけ、開業し、ヨットに乗り、マラソンをし、仲間を作り、今ではアメリカ人の商工会のメンバーとしても活躍し、サンディエゴで根を張って生活されています。
私たちはどうしても安住の地に住みたがりますが、そこから一歩踏み出すことで、新たな可能性も広がり、仲間も増えるということをヒロさんは証明されています。
今回のセミナーに参加してくれた中高生、大学生のぽーと会OGたちにとって、これから将来遭遇するであろう困難に立ち向かうために、ぜひ覚えておいて欲しいメッセージの数々を伺うことができました。
そして、人生半ば過ぎた親の私たちにも、「いつも挑戦し続ける大切さ」を思い出させていただきました。
ヒロさん、本当にありがとうございました。これからも、多くの人たちにエールを送り続けてください。


2014年5月23日

メディカルスクールへの道






今日は、来月のスピーカー、藤井希依さんと打ち合わせがありました。

ランチ兼ミーティングで、あっという間に2時間半が過ぎてしまいました。

大学3年を終え、この夏はMCAT(メディカルスクール入学のための統一テスト)の準備の忙しいスケジュールの合間を縫って来てくれました。

今回、シェアしてくださる内容は、

〇 医学部準備のための毎日の暮らしぶり、

〇 人体実験の様子

〇 名物教授たちのワクワクする講義

〇 病院でのボランティア

〇 短い時間で成果の上がる勉強法、

〇 隙間時間を利用して勉強できる、フラッシュカードが簡単に作れるサイト、

〇 優先順位のつけ方

〇 MCATの改革情報(今後追加される科目)

などです。

いつも明るく、前向きな希依さんと話していると、私まで元気になってきます。ぽーと会の代表者はメディカルフィールド出身なので、希依ちゃんからバイオの講義の様子を聞いているうちに、「私も大学に戻りたくなったなあ。ワクワクしてくる。」と勉強熱に火がついてしまいました。
来月のセミナーでも、私たち一人一人にインスピレーションを伝えてくれることでしょう。
来週には、希依さんのセミナーの詳細をお伝えできると思います。



 

 


2014年5月15日

2014年ホームステイプログラム参加者からの感想文



SDJENさん主催のホームステイプログラムで春休みにサンディエゴに滞在したみなみさんと翠さんの感想文を送っていただきました。


2人とも、サンディエゴで多くの人たちに出会い、多くを学び帰国し、これから故郷の力になってくれることでしょう。





2014年度被災地からの高校生サンディエゴホームステイプログラムを無事に終了いたしました。皆様のご支援ご協力ありがとうございました。

10日間の短い期間の中忙しい日程をこなし疲れたここと思いますが、毎日いろんな場所で多くの人達と会い意見を交換したり、サンディエゴの自然を楽しんでくれたと信じています。一回りも二回りも大きくなって成長したかもしれない彼女たちを私たちもずっと楽しみに応援し、見守り続けたいと思います。

さて待ちに待った二人の感想文がとうとう届きました。とても充実したサンディエゴでの経験だったようです。近いうちに彼らと又会えたらいいなあと思います。

二人の感想文を添付いたします。

SDJEN 
事務局
 




2014年ホームステイプログラムに参加して  
 

 みなさん、お久しぶりです。みなみです。サンディエゴから日本に帰ってきて一ヶ月が経ちました。もっと早く作文を仕上げたかったのですが、学校が始まったことで勉強や部活に大忙しでなかなか最後まで書き上げることができませんでした。本当に申し訳ありません。

 

 わたしがこのプログラムに応募したきっかけは、学校に掲示してあった募集要項を見たからでした。以前から漠然とでしたが海外に行きたいと考えていた私はすぐに飛びつきました。しかし、正直わたしは合格できるとは思っていませんでした。応募人数が多いだろうという考えと、もうひとつ、わたしに参加する資格があるのかが不安だったからです。わたしは家も残っているし、家族も全員無事でした。参加したいと思っていた応募者の方々の中には、家を失い家族も失った人もいたと思います。それでも私が選ばれた理由を、合格の電話を頂いた時から考えていました。

 

 そんな私に滞在も折り返し地点を過ぎたころ、車の中で祥子さんが私に教えてくれました。SDJENの考えは、今回のプログラムでの経験を通して故郷を励まし、故郷の力になる人間になってほしいんだ、ということ。わたしは出発前もサンディエゴにいる間も、ずっと心の片隅でいつも「わたしなんかが」と思っていました。でもその言葉を聞いたおかげで今回の体験全てをこれからの自分、そして故郷のために役立てなければいけないという使命感が芽生え、選ばれたことに誇りを持たなければいけないと思うようになりました。

 

 伝えたい感謝のきもちは言葉では表せないほどです。こんなにありがとうと伝えたい人がいるのは、とても幸せなことなんだと思います。私の人生はこれからまだまだ長いと思うけど、今回の体験はきっと一番といっていいくらい貴重で、大切で、忘れたくない、宝物です。写真を見返すと写っている自分や、みなさんの姿はたった一か月前なはずなのになぜかとても古いことのような気がします。それが少し悲しくて、忘れてしまうことはないと分かっているはずなのに、不安になってしまって写真を見返してしまいます。

 

 学校が始まって、クラス替えで仲がいい子と離れてしまって私の愚痴は絶えないし、部活で楽器がうまく吹けなくてイライラしてしまうことなんてよくあるし、なんのやる気も起きない時だってあるけど、今回の写真を見ていると(言い過ぎかもしれませんが)なぜかやる気に満ち溢れてしまいます。そしてそのたびに、またこの土地を訪れたいと思っています。自分を燃え上がらせています。だから、いつになるか分かりませんが、今度は自分でお金を貯めて自分の力でみなさんにお会いしたいです。待っていてください!!





2014年ホームステイプログラムに参加して

 

 

今回このプログラムに参加して、一生の思い出に残る貴重な体験をすることができました。

 

SDJENの皆さんは笑顔で私たちを迎えてくださいました。 大らかで優しい方々に囲まれて、このプログラムを終えることができたことがとても嬉しいです。SDJENの皆さんは職業当てクイズでやったように、ご職業が多種多様なのにもかかわらず、SDJENとして一つになって活動していることがすごいと思いました。世界からも震災のことを心配してくださることを知り、世界は繋がっていると強く感じました。

 

ホームステイ先での生活は毎日楽しいものでした。一緒に夕日を見に行ったり、卓球をしたことはかけがえのない思い出です。アメリカの暮らしを体験して、多くの事を学びました。理恵さんはアメリカの文化や生活のことをたくさん教えてくださり、限られた時間の中でも私がアメリカでやりたいこともたくさんかなえてくださいました。理恵さんのおかげで、このプログラムが私にとってより有意義なものになりました。ホームステイ先での日常会話は英語と日本語が混ざっていて、とてもおもしろかったです。

 

また、震災の実体験を人に伝える機会というのはなかなかないので、とても良い勉強になりました。たくさんの方々が、私の体験や思いに耳を傾けて聞いてくださり、本当に嬉しかったです。震災の体験を話したり、自分の思いを言葉にしたことで、自分の中でどこか逃げていた震災のことと向き合い、気持ちの整理がついた気がします。そして人に伝えることは復興への力になっているということを改めて実感することができました。まだまだ復興には時間がかかりますが、自分なりに出来ることをこれからもやっていきたいです。

 

たくさんの方々のご支援があって、今回のプログラムが成り立っているということを決して忘れることはありません。このような機会を与えていただき、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。サンディエゴでの貴重な体験や出会いを大切にして、これからも地元のことや自分の思いをたくさんの人に発信していけるような人になりたいです。そして、いつかまたサンディエゴに戻り、成長した姿を見せられるように日本でも自分の進路に向かって頑張りたいです。

 




 



2014年5月13日

岩本光弘さんのお話を伺う会

「ゆうゆう」 さんに広告を掲載していただきました。




「全盲のヨットマン岩本光弘さんのお話を伺う会 」開催
2014年5月24日(土) 午後5時半より、くじら学園にて


hiro yacht2010年からサンディエゴでバイリンガルの子どもたちの教育、大学進学、キャリアの情報交換会として活動している「ぽーと会」では、来たる5月24日(土)午後5時半より、くじら学園において、全盲のヨットマン、ヒロさんこと岩本光弘さんのお話を伺う会をくじら学園さんと共催いたします。

 
ヒロさんは昨年6月、ニュースキャスターの辛坊治郎さんとヨットでの太平洋横断にチャレンジされました。

クジラとの衝突により遭難したものの、不測の事故に対して、的確な判断で救助要請を行い、無事帰還されました。

そして、お2人は「チャレンジ精神」と「緊急時におけるシーマンシップ」が高く評価され、マリンジャーナリスト協会より「マリン賞」 を受賞されました。


当日は、ヒロさんから次のようなお話を伺うことになっています。

多感な時期に徐々に視力を失う恐怖
・ 絶望的な状況から這い上がったプロセス
・ 周りの環境を変えることはできないが、自分自身の心の持ち方で、人生を幸せにできる
・ 自分の苦しみを乗り越えた経験を通して、若い世代の人たちに勇気と希望を伝えたい
 チャレンジする大切さを直接伺えることを楽しみにしております。

皆さまのご参加をお待ちしています。


ぽーと会・くじら学園共催「ヨットマン岩本光弘さんのお話しを伺う会」
・ 日時: 2014年5月24日(土) 午後5時半〜

・ 参加費: 1人$10(家族参加の場合は1家族$15)
                 収益はSee What I seaに寄付します。

・ 会場:くじら学園
              6090 Santo Rd., San Diego, CA 92124



ぽーと会
Email: portkaisandiego@gmail.com This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.