2013年12月30日

ぽーと会 代表者交代のお知らせ

 
 
 
 
 
 


早いもので、ぽーと会は4年目を迎えました。
 
 
今までは、私が立ち上げの部分を頑張ってきましたが、これからは、私のパートナーとして共に歩んでくださったTさんがぽーと会の代表者として引き継いでくださることになりました。
 
これからは彼女がリーダーとして、私は裏方としてぽーと会をサポートしたいと思います。
 
交代の1番の理由は、私が時々サンディエゴにいないことがあるからです。
 
2番目の理由は、ぽーと会の将来を考えてのことです。
 
息子を大学に送って思ったことは、「自分が生んで一生懸命育てたけど、親ができることは、もう学費を送るだけになった。これからは、息子が一人の責任ある大人になるまでのプロセスを導き、見守ってくださるのは先生方だ。この方々を信頼して、お預けしよう。」ということでした。ぽーと会も、信頼できる新しい代表者に、委ねることにしました。
 
私は自称「熱血斧女」です。何か問題を見つけたら、一心不乱に問題解決のために、森を切り開き、道を作るのが得意です。3年たって、一応デコボコ道ができあがりました。これからのぽーと会が必要なのは、「道路の舗装」と「未来に向けての都市計画」です。
 
幸いなことに、ぽーと会は人材の宝庫で、ネットワーク、マーケティング、組織作り、教育、キャリアプランニング、経営、医療様々な分野で優れた人たちがたくさんいます。そのような人たちがぽーと会の運営にかかわってくださることで、もっと素晴らしい会になっていくはずです。
 
  
新しい人材が活躍して、ぽーと会がより発展し、サンディエゴの日系の子供たちと、家族にとって良き助け手となってくれることを願っています。
 
私がこの3年間の運営の中で教えていただいたことは、「自信がなくても、とりあえず籠を編みはじめると、善意の人たちがやってきて、籠の材料をドネートしたり、一緒に編んでくれたり、その籠に良いものをたくさん入れてくださる。籠を編み続けて行く中で、使う人が便利なように、編み進めたり、広げたりできる。手を休めないでいると、知らない間にたくさんの宝物が籠に入っていてびっくりする。素晴らしい編手も見つかる。」ということでした。
 
新しい人たちにとって、より使いやすい籠に進化して欲しいと思います。ぽーと会がこれまで以上に皆さんからの暖かい気持ち、子供たちを見守る温かい目にあふれた場所でありますように!
 
 
 

2013年12月27日

今年の(来年の?)お節

 
 
 
私は食べることは大好きですが、その割には料理することが好きではありません。
 
 
特に、手間のかかる日本料理は苦手です。更に言うと、おせち料理をフルコース作ろうなどとは、考えたことさえありません。
 
だいたい、1つか2つ、できそうなものだけ作って、あとは買って済ませています。でも、私が買えるような値段のおせち料理はおいしくなくて、毎年がっかりしてばかりです。
 
 
今年は、朗報です。なんと、日本料理屋の板前さんをしていた方がリタイヤーして、親しいお友達だけに、おせち料理を作って売ってくださるそうです。
 
 
友達が毎年お願いしていて、私も一緒に大将のお宅に伺うことになりました。予め詰めてあるのではなく、自分で重箱を持って行って、好きな物を選んで、詰めるシステムです。
 
 
アルミの大なべがドンドンドンと置いてあって、もし美しく詰めるのが苦手だったら(私みたいに)、大将がきれいに並べてくださるそうです。
 
 
家族全員、もう楽しみで楽しみで、大晦日につまみ食いしないように、見張っていなければいけません。
 
 
 
 

2013年12月26日

キューティーとボクサー

 
 
ニューヨーク在住40年の芸術家、篠原有司男、及り子夫妻のドキュメンタリー映画を見ました。 
 
今年81歳の夫の有司男さんは、60年代から前衛芸術家として日本で活躍していました。69年に奨学金を得て渡米し、それ以降ニューヨークで暮らしています。
 
21歳年下の妻及り子さんは、19歳の時アートを学ぶためにニューヨークを訪れ、その直後に有司男さんに出会い、妊娠、出産、その数年後にようやく入籍し、経済的な苦難の中で子育てをしてきました。
 
現在40歳になる一人息子のアレックス空海さんもアートの道に進んでいます。
 
有司男さんの型破りで芸術家そのものの生き方は、第三者から見ると、痛快なのですが、家族にとっては、苦悩の連続だったようです。
 
「息子には辛い思いばかりさせてしまった。いつも家には飲んだくれた芸術仲間がたむろし、親はアル中、家計はいつも火の車。」とお母さんは深いため息をついています。
 
1988年、日本がバブルに沸いている時に製作されたドキュメンタリーには、当時14歳のアレックス君と34歳の及り子さんが、イケイケドンドンのお父さんの隣で精彩を欠いた表情で登場しています。「夫は、子供が生まれてミルクが買えなくて困っていても、子供は芸術的に育てねばならぬなどと、わけのわからないことを言っていた。」と恨んでいます。
 
及り子さんは自分自身のパッションをアートで表現したくて渡米したのに、貧困の中の子育て、夫のサポートで終わり思うように製作ができない深い悲しみ、怒り、焦りが画面から伝わってきます。「夫と絵の具の奪い合いをしていた」という及り子さんの言葉がリアルです。
 
それから25年後、ようやくアーティストとしての道を歩みはじめた及り子さんは、白髪頭をおさげに編んで、いきいきと、有司男さんとも対等にやりあえる、パートナーにまで成長しました。「長年の苦労の連続が、今の自分を作り上げてくれた」と言い切っています。
 
私たちは、子供には好きな道を見つけて歩んで欲しいと願っています。しかし、配偶者、子供が生まれることで、責任を負わなければならなくなった時に、家族に安定した生活をサポートできるかどうかも、道を選ぶ上で、大きな要素になると、この映画を見ながら考えました。
 
映画のところどころに登場する40歳のアレックスさんの表情が暗いのが気になりますが、彼もいつの日か、自分自身の道を見つけて欲しいと願っています。
 
現在、日本でこの映画が公開中です。それにあわせて、2人の作品展も開催中です。アメリカではペーパーヴューで見ることができます。
 
 

 
 
 



 
 

2013年12月23日

4ヶ月ぶりの帰省

 

 
 

せっかく久しぶりに息子が帰省するのだから、一緒に過ごしたいと夫は2週間も休みを取って、ずっと家にいます。(私にとってはかなりハードルが高い)
 
ところが、息子の方は友達に会いたい一心で、出かけてばかりです。泊まりにでかけることもあり、夫をますますがっかりさせています。(時には父も一緒に連れて行って欲しい)
 
 
4ヶ月以上散髪をしていなかったので、帰って来たときは「ゲゲゲの鬼太郎」そっくりの髪型でしたが、カットをして少しさっぱりしました。
 
ど田舎ではなかなか食べるチャンスのないお寿司やラーメンを食べたり、寮の友達のために日本のお菓子を日系スーパーで買ったりと、2週間はあっという間に過ぎていきそうです。
 
「サンディエゴは夜の外出でもコート、手袋、マフラー、帽子がいらないので、すごく楽だ」と息子は喜んでいます。

2013年12月20日

猿部屋

 
 
息子が大学から帰ってきました。
 
 
なんだか、やつれていました。「お互い気苦労が多くて老けたな~」と思いました。
 
引越しの詳細を聞いてみると、3人目の学生があまりに不潔で気が狂いそうだったそうです。ピザを箱で買って部屋に運んで食べて、箱はそのまま、ピザから落ちたミートボールはカーペットの上にそのまま乾燥するまで放置、洋服もタオルも全て床に放り出し、文字通り、足の踏み場がなくなったそうです。起きてカフェテリアに行こうにも、靴が見つからないので、息子は苦労したそうです。息子と最初から一緒に暮らしていたルームメートも耐えられなくなり、2人で3人目を「猿」と呼んでいたそうです。
 
夜中に、大騒ぎして、ルームメートの睡眠を妨害するので、今まで何度も部屋を変わったのもうなづけます。
 
「人間の生活ではなく、猿の檻に入って生活しているようだった。」と息子は言います。猿君は好奇心だけは強く、息子が持ってきたものを触り、使いたがり、返さないので、さすがに息子も怒ってしまいました。
 
生活のリズムも無茶苦茶で、ルールが守れず、ひっきりなしに別の部屋の友達を部屋に入れ、ルームメイトたちは、集中力がなくなり、勉強ができなくなり本当に困り果てていました。
 
優先的に入学できる枠を使い他の学生より楽に入学し、学費、寮費、食費、全て無料で入学しているので(と本人が自慢していたらしい)この大学にいられるだけいて、楽しもうという計画だったそうです。大学がダイバーシティー(多様性)を重視するのも理解できるけれど、普通に入学した学生の学ぶ権利、平和に暮らせる権利も考えて欲しいです。
 
息子が他の部屋に移った翌日、猿君は仲間を呼び入れ、息子のなかよしだったルームメートも耐えられなくなって、ついに出て行ったそうです。なんだか、乗っ取り作戦のようですね。

2013年12月19日

なんで、よりにもよってこの時期に!

 

 
息子は、先週と今週が期末テスト,たくさんの論文提出でテンヤワンヤでした。
 
 
それにもかかわらず、寮を引越ししたそうです。
 
 
元々、3人部屋に2人で住んでいたのですが、トラブルを起こして他の部屋から息子たちの部屋に流れ着いた学生が、やはり同じトラブルを起こすようなり、彼を追い出すより、自分が出て行ったほうが話が早いと、息子が転出願いを出して、他の部屋に移りました。
 
8月から一緒に暮らしていたルームメートとはとてもうまくいっていたので、残念です。
 
 
なんで、よりにもよって、みんなが寝不足のファイナルシーズンに引っ越すのかと情けなかったけど、よほど我慢ならない状況だったのかもしれません。息子は「晴れもよし、雨もまたよし」の人生を送ってきたので、こんなことは初めてです。
 
「痛い思いをしながら、日々色々なことを学んでいるのだなあ。」と、母はため息をついています。
 
 


2013年12月18日

第9回 大学進学セミナー

 
 
2010年から始まったぽーと会の大学進学セミナーは、今年で9回目を迎えました。
 
 
このところ、子供さんが小学生、中学生の親御さんから「ビッグピクチャーで大学進学のことを知りたい」「いつ、何をするかがわからない」「アクティビティをどうすればいいか?」「SAT,ACTの準備の仕方を教えて欲しい」という質問が増えてきたので、改めてベイシックなことを取り上げました。
 
その他、アメリカの教育最新情報なども教えていただき、充実の1時間でした。
 
パワーポイントの資料はこちらです。
 
 
 
 
そのあと、私が息子の大学受験の体験談をシェアさせていただきました。
 
 
ホリデーシーズンの日曜日という忙しい時にもかかわらず、大勢の方にご参加いただき、感謝です。マイ椅子持参のご協力、ありがとうございました。お陰様で、体育座りを回避することができました。
 
 
P.S.
原田先生を囲んでの忘年会にも、大勢の方々が集まってくださって、楽しかったです。「リアル原田先生と話せて、色々勉強になりました。」「先生の学生一人一人に対する熱意が聞けて感激でした。」「普段、自分ひとりで子供とバトルを繰り返しているので、少し気が楽になりました」とメールをいただきました。
 
私は、「アボカドの天ぷら」がとても気に入ってしまいました。料理上手なメンバーの一人が、「こんなん、簡単に家でも作れるよ」と教えてくれました。
 
これからも、みんなと知恵を絞って、楽しい企画をしていきたいと思います。

 
 




 

2013年12月14日

日本の就活 (2)

 
 
 
 
 
 
 
海老原さんのお話を伺っていると、日本の就活は、アメリカの私立大学のインタヴュー、大学選びにとても似ていて驚きました。自分の強みを差別化し、効果的に売り込むスキルは、アメリカの高校の後半、大学のアドミッションプロセスの中で、とことん鍛えられます。
 
アメリカで教育を受けるということは、日本の大学3,4年生でやることをことを前倒しして学んでいることがわかりました。
 
私たちの子供はアメリカの大学で教育を受けているので、強み、戦略がかなり異なっています。去年のぽーと会では、「アメリカで学ぶ学生が日本の企業にアプライするタイムラインと戦略]を原田誠先生から学びました。テーマは、「バイリンガル学生のキャリアパス」です。「いつ、どこで、どう動くか」をきちんと押さえて就活に臨むと、日本にいる学生と比べチャンスが2倍というのは、明るいニュースでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 海老原さんのお話をYoutubeで見ることができます。
 
 
 
 
 
 



海老原さんご推奨の就活ガイドブックはこの2冊です。

「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと」
http://www.amazon.co.jp/%E9%9D%A2%E6%8E%A5%E3%81%AE10%E5%88%86%E5%89%8D%E3%80%811%E6%97%A5%E5%89%8D%E3%80%811%E9%80%B1%E9%96%93%E5%89%8D%E3%81%AB%E3%82%84%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%93%E3%81%A8-%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%8F%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%8C%E6%8C%BD%E5%9B%9E%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E6%B5%B7%E8%80%81%E5%8E%9F-%E5%97%A3%E7%94%9F/dp/4833419300/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1387057675&sr=8-1&keywords=%E6%B5%B7%E8%80%81%E6%B2%A2%E5%97%A3%E7%94%9F


「2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本ー受ける「順序」を変えるだけで、内定率アップ」
http://www.amazon.co.jp/2%E7%A4%BE%E3%81%A7%E8%BF%B7%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%9C%E3%81%B2%E3%80%815%E7%A4%BE%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%82%89%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%B9%E3%81%8D%E5%B0%B1%E6%B4%BB%E6%9C%AC-%E2%80%95-%E5%8F%97%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%8C%E9%A0%86%E5%BA%8F%E3%80%8D%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%80%81%E5%86%85%E5%AE%9A%E7%8E%87%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%EF%BC%81-%E6%B5%B7%E8%80%81%E5%8E%9F-%E5%97%A3%E7%94%9F/dp/4833419513/ref=pd_bxgy_b_text_y



私のお奨めは、次の2冊です。「ブラック企業」「終身雇用の崩壊」「うつ病の増加」といった滅私奉公日本型の雇用の問題点をわかりやすく解説してあります。
 
 
「日本で働くのは本当に損なのか」
 
 
 
「日本人はどのように仕事をしてきたか」
 
 

2013年12月12日

日本の就活 (1)

 
 

 
 
 
 
 
 日本にいた時に、「雇用のカリスマ」と呼ばれている海老原嗣生さん
 
現在日本の若者の雇用はどうなっているのかということを、わかりやすく教えてくださいます。
 
 
 
 
 
 
 
ぽーと会で、アメリカで育ちアメリカの大学に進学し、日本の大学に留学された学生さんたちにから話を聞いてみると、「社畜」「満員電車」などと、ネガティブなイメージを持つ人が多いのですが、「何の職業経験を持たない新卒に基礎的なトレーニングをしてくれる」、「配置換えで、自分の得意分野を見つけられるシステムがある」など、日本企業の素晴らしさもたくさんあることを、海老原さんから学びました。
 
 
 
○ 大企業、人気企業に入ることだけを目指すのではなく、相性よく長く働ける会社をみつけること。
 
○ 中小企業の待遇は一見悪く見えるが、年功昇給はしっかりある。勤続すれば、年収700万円程度に達する。
 
○ 一見、高給与に見える大手でも、競争が激しいために、脱落組の給与はそれほど高くない。
 
○ 「丸の内で働き」「1000円以上する高いランチを毎日食べ」「高い家に住み」「子供たちを全員私学に入れ」「毎日長時間満員電車に揺られ通勤し」ていると、どんなに高い給与をもらっていても、生活に余裕はない。
 
○ 昨今の若者の高離職率と疲弊感は、必ずしも「給与」「待遇」だけが理由ではない。
 
○ 環境が悪いことだけが原因ともいえない。
 
○ 「悪いから辞める」のではなく、「合っていないから辞める」の可能性が高い
 
○ とりわけ、移動や配転で社内シャッフルができない小規模企業は、「不適合」が解消できない。
 
 
 
○ 中小企業の高離職率は、入口での相性がかなり問題と考えられる。
 
○ 自分と相性のよい企業を見極めることが成功の秘訣
  ① 周囲との関係(競争 VS 協調)
  ② 発想の方向 (斬新 VS 伝統)
  ③ 判断の基準 (理性 VS 情)
  ④ 評価する点 (行動 VS 思考)
  ⑤ スピード感 (スピード VS 緻密さ)
 
○ 企業は面接で何を見ているか?
 
  ① わが社の仕事をうまくやっていけるか?
  ② わが社の仲間とうまくやっていけるか?
      ↓ ↓
      相性
 
   会社によって、仕事、社風は異なる → つまり、会社によって「欲しい人」は異なる。
 
 
企業から見れば、この当たり前のことに、多くの学生もカウンセラーも全く気づかず、「こうやればどこでもはいれる」といった必勝マニュアル的な考え方を持ちたがる。
これは全くの間違い。
 
 
○ 企業の社風、風土とあっていなければ、たとえ合格できても入社後苦労する。
 
「ごまかしても合格する」「なりすましてでも、入社したい」は危険
 
企業は、あなた中身を知りたい。
 
 
 
○ コミュニケーション力とは?
 
あなたのウリ、特徴を他の学生と差別化できるか?
 
それを、具体的で、納得できる話の構成にできるか?
 
 
○ 面接の基本
 
  ① NPO,留学、学生起業、ボランティア、よくある「偉そうな話」
  ② 日本を変える、社会に貢献する、世界に羽ばたくなど「やたら大きな話」
  ③ 人から好かれる、友達が多い、リーダーシップなど、「いい人」
 
 
などという「とにかくスゴイ話を」と考える必要はない。
 
企業は、エピソードの裏にある「人間性」「能力」を評価する。
 
それがわかるなら、エピソードは何でもいい。
 
自己アピールには、「何を話そうか」「笑いはとれるか」「起承転結はどうしよう」などを考えるのではなく、「何を伝えるか」が大切。
 
 
○ 面接のポイント = 「あなたらしさ」をうまく伝える。
 
  ① あなたはどんなひとなのか? 
    一番あなたらしい部分を思い出してください。
  ② それを伝えるのに、一番ふさわしい話を、思い出してください。
  ③ そのエピソードを、5W1Hで分解して、具体的に話してください。
  ④ 「たくさん」「とにかく」「いつでも」「誰からも」などという無意味な形容詞や空気語は厳禁。
 
  ⑤ 「この話って説得力あるかな?」と常に振り返ること
 
 
 
それで落ちたら、「合っていない」「落ちて本望」と思うこと
 
 
 
 

2013年12月10日

12月の進学セミナー



12月15日(日)のぽーと会セミナーの件で、皆さまから寄せられた質問を元に、より詳しい内容が決まりましたので、ご連絡させて頂きます。

【内容】
第1部     午後3時―4時 
「基礎から学ぶ日米の大学進学」「家族で考える進学と進路」
    MACS Career & Education 教育コンサルタント・原田 誠先生

*日本とアメリカの大学の違い、受験の違い
*アメリカ受験における、長期的なタイムライン概略(小学→中学→大学)
*ボランティア、アクティビティなどについての考え方
*進学、進路について家族で話し合う重要性 など


   
第2部     午後4時―5時
 「子供の受験を通して学んだ体験談」
 
*子供の心の成長について 
*Liberal Arts Collegeの素晴らしさ
*州立大学(UC、CSU)、私立(University, Liberal Arts College)、日本の大学を合格した上でLiberal Arts Collegeを選んだ理由 など


【会の終了後】
 「ひのてつ」(7947 Balboa Ave., San Diego, CA 92111)にて、原田先生を囲む忘年会を行います。 セミナーやライトハウスのコラムでもお馴染みの原田先生ですが、このような機会はめったにありませんので、お気軽にご参加下さい。 なお、参加ご希望の方は、必ず事前にぽーと会までご連絡下さい。portkaisandiego@gmail.com

【お願い】 
  会場の学習塾Pi:kさんでお借りできる椅子の数は約30です。座席の設営の目的で、出来れば早めに(12月10日(火)までに)皆さまの出欠をお知らせ頂ければと思います。また、もし折りたたみ椅子などの「マイ椅子」をお持ち頂くことが可能な方がいらっしゃしましたら、ご協力頂けると大変幸いです。宜しくお願い致します。

【その他お知らせ】
 2014年3月に東日本大震災の被災地より、今年も高校生二人がサンディエゴへホームステイにやって来ます。 その件でセミナー終了後に、ホームステイの主宰団体であるSDJEN(San Diego Japanese Emergency Network)より、5分ほどのお知らせがあります。 


それでは、皆さんのお越しをお待ちしております! 
 

2013年12月5日

メディカルスクールの合格通知がゾロゾロ



ミネソタに住む親友のアンには息子が3人いて、一番下の子供がうちの息子と同い年だったので、赤ちゃんの頃から仲良くしています。私がサンディエゴに引っ越してからも、寒い時は向こうの家族がこっちに遊びに来て、暑い季節には私たちがミネソタに遊びに行くことにしています。

先週、電話がかかってきて、2番目の息子のロビーのメディカルスクールの合格通知の嬉しいニュースを教えてくれました。

ロビーのことは2年以上前のブログにも書きました。



http://us-shingaku.blogspot.com/2011/06/university-of-st-thomas.html





ロビーは、優秀な成績で卒業し、この度 University of Minnesota Twin Cities をはじめ、全米中の有名メディカルスクールから合格通知を受け取りました。

GPAが高かっただけでなく、統一テストのスコアー、教授との共同研究の成果、教授の推薦状、コネ、長年のコミュニティーでの活躍など、あらゆる面で評価されました。

お母さんが看護婦なので、知り合いのお医者さんたちから、お金をあまりかけずに、しっかり底力をつける進学方法を教えてもらっていたそうです。

ロビーを見ていてつくづくすごいなあと思うのは、春から秋は野球、魚釣り、ボート遊び、キャンプ、冬はホッケー、スキーを楽しみ、友達とロックバンドを組み活躍し、本当にのびのびとした楽しい子供時代を過ごしたことが、今日の彼の強さに繋がっていることです。

彼ならきっと素晴らしいお医者さんになってくれるはずです。


難関医学部準備コースに入らなくても、難易度はそこそこの面倒見の良い大学に入れば、お金をかけずに、有名メディカルスクールに入れる道があることを、ロビーは実証してくれています。




 

2013年12月3日

感謝祭のグルメなご馳走


 







せっかく感謝祭のディナーに誘ってもらったのに、キャンセルして寮で過ごした息子に電話をかけて様子を聞いてみました。
 
 
学食が休みになる前に、大学内にあるブックストアーで、チップスやクッキーを買い込みました。
 
 
休暇中は、留学生は全員、他州の学生も大半が寮に残っていました。
 
 
留学生は七面鳥が珍しいので教授の家に訪問する人も多かったそうですが、アメリカ育ちの学生にとっては、どうってことない食事なので、寮で1日過ごしたそうです。
 
 
「手回しの良い友達がいて、カップヌードルを箱で買っていて、寮の共同キッチンで、麺を茹で、フライパンで炒めて、おいしい焼きそばを作ってみんなにご馳走してくれた。すごくおいしかった。」と息子が絶賛していました。
 
 
デザートは、ブックストアーのクッキーをみんなで分けて食べました。
 
「みんなと過ごせて、楽しい一日だった」と喜んでいました。
 
 
 
全く幸せな人生です。