2012年7月27日

置かれた場所で咲きなさい - 人はどんな環境でも輝ける



今日本でベストセラーになっている本です。どこの本屋さんでも山積みされています。4月25日発売以来、14刷、既に50万部を突破しそうです。

岡山にあるノートルダム清心学園の理事長、渡辺和子先生の著書です。幼少時にお父様の渡辺錠太郎教育総監を2.26事件で目の前で殺害されました。長い間かかって、苦しみを通りぬけ、心の平安を持つまでに学んだことが、膨大な著書の中で書かれてあり、私も勇気を頂いています。

運のいいことに、私は渡辺先生にお会いして握手をしていただいたことがあります。20年以上前、持病の治療のために岡山大学病院に入院していました。深刻な病気というわけではなく、病室にいると滅入るので、暇さえあれば散歩に出かけられるほど元気でした。

自分の病室に戻ってみると、どうしたわけか、見慣れたはずの病室にすごい量の光が射し込み、一瞬部屋を間違えたかと思いました。確認するとやはり自分の病室でした。

目を凝らしてみると、渡辺和子先生が同室に入院されていた癌の患者さんを見舞っていらしゃいました。私は先生の著書のファンだったので、驚いてしまいました。

「どうぞ、早くお元気になってくださいね。」と握手してくださいました。こんなに美しい微笑みを持つ方がいらっしゃるのかと圧倒されました。

渡辺和子先生のお会いできたので、病気になってよかったなあと、思えるほどの感動でした。

2012年7月26日

一安心



Jくんは、今日成田からアメリカに戻っていきました。

親戚の方たちとの面会、日本の観光、ショッピング、グルメ、すべてを楽しんでくれました。

私一人では、とてもこなせないスケジュールだったのですが、多くの方々が助けてくださいました。

歓迎パーティーとお宿をしてくださったNさん、観光案内、通訳とJくんのお世話をしてくださったOさん、Jくんに時間を作って会いにきてくださったご親戚の方、運転手をしてくれた兄、歓迎パーティーに家族で参加してくれた私の幼馴染のRちゃん、海外からのゲストに対してどのようにアテンドするのが適切かアドバイスしてくれたKさん、この一大プロジェクトのスポンサー役を買ってでてくれた両親、日本のカルチャーを一生懸命説明してくれた息子、おいしい桃、珍しいブドウの数々を岡山から送ってくれた叔父と叔母、みんなが心を込めてJくんをもてなしてくれました。

そして、Jくんのお母さんも遠くからJくんが素晴らしい時を日本で過ごせるように案じてくれていました。

ブログを通じて知り合うことのできたアメリカのお友達も、ずっと心配してくれていました。

血のつながりがあっても、なくても、彼の幸せを願う私たちはみんなJくんの家族です。彼がいつの日か、日本人としての根っこの部分を見つけ、大きく根を張り、たくさんの実を結んでくれることを心から望んでいます。

「私たちは、あなたのことを本当に誇りに思っています。あなたは過去に大変な苦労をしたけれど、きっとこれからの人生に幸多きことを信じています。」というメッセージを伝えました。

彼は、にこっと笑って、セキュリティーチェックのゲートに消えていきました。






2012年7月25日

日本に来ています


ご無沙汰しています。みなさん、お元気ですか?

私は今日本にいます。やはり、日本の夏は蒸し暑いです。

ここ数日、Jくんを日本の親戚の方に引き合わせたり、観光案内をしたり、息子を関西空港に連れて行ったり、バタバタしています。

数日後には、私も中国に行きます。


落ち着いたら、またブログを書きます。

それでは、また!


2012年7月23日

礎 - いしずえ

サンフランシスコ
ジャパンタウン


ピースプラザ


ゴールデンゲートパーク
日本庭園




今年のぽーと会の平和セミナーは、ジャックさんとおっしゃる日系2世のおじさんから日系アメリカ人の歴史を伺いました。

ジャックさんは80歳を過ぎた今も現役のエンジニアのコンサルタントとして活躍されています。アメリカ生まれのアメリカ人ですが、日本人の血を引くということで戦争中は収容所に入れられました。その後従軍され、除隊後GIビルを使ってUCバークレーの工学部で学ばれました。

ジャックさんのお話の中で一番心に残ったことは、1世のご両親のことです。若い頃にアメリカに移民され、庭師としてスタートし、数十年かかって運送会社を経営されるまでに成功を収めることができました。

ところが、戦争が始まり、日系人ということで収容所に入れられ、財産も全て没収されました。終戦後、収容所から持ち出したのはスーツケース2つだけ、その1つは収容所内で亡くなったお嬢さんの遺灰だったそうです。

数十年前に、アメリカに最初に移民してきた時と同じ状態に戻ってしまいました。戦前は運送会社の社長さんをされていたお父さまは腰に道具をぶら下げて、毎日バスに乗り、色々なお宅を回って亡くなるまで庭師として働かれたそうです。お母様は、家政婦として一生を終わられました。

恨んだりすることなく、黙々と振り出しに戻ってしまった人生を全うされました。

唯一の救いは、お子さんたちがきちんと教育を受けられ、アメリカ社会で成功を収めていかれる過程をご覧になることができたことです。

現在私たちがアメリカ社会で、差別されることがあまりなく、日本人として胸を張って生きていけるのは、このような先人の努力、ご苦労があったからなのだということを忘れてはならないと心に刻みました。




2012年7月21日

受験生の夏休み(2)

サンディエゴ
サンタフェ駅










今は、受験する大学のリストの絞込みをしています。色々問題点があります。

1.金銭面

息子は、大学でコンピューターサイエンスを学びたいと思っています。残念ながら、「頑張ればどこの大学でも行っていいよ。」と言ってあげられるほど、親の経済状態はよくありません。

我が家も多くの家庭と同じように、中途半端な年収のために、ニーズベースは受けられない、でも、私学の全額5~6万ドルなんてとても払えないというストレスレベルの高い環境です。

「合格通知をもらっても、奨学金付きで3万ドルくらいまで値段が落ちてないと、行けないよ。」といつも話しています。

メリットスカラシップを少しでもたくさん頂ける大学を、探していかなければいけません。

2.大学でのカリキュラム

息子は、現在通っている小さな私立高校の環境にとても満足しているので、大学もクラス内でしっかりディスカッションができ、教授との関係が密接なところで学びたいと考えています。

カウンセラーの先生は、コンピューターサイエンスを学ぶうちに、ロボティックスなどのエンジニア方面にも興味が出てくる可能性があるので、そうなった時にもきちんと対応してくれる大学もリストに入れてみようとアドバイスしてくださっています。

小さな大学(リベラルアーツカレッジ)で3年、そして総合大学でエンジニアを2年学ぶ3+2とういうプログラムをよく聞きますが、そのような中途半端なプログラムではなく、できれば他の大学に移らなくてもそのままエンジニアが学べる大学を探している最中です。

3.売り込み方

困ったことに、「自分はあなたの大学にとって、こんなに価値があり、必ず貢献できます。」と大学に売り込むための、コンピューターサイエンスでの売り込み材料がありません。賞を取ったりしていれば、それをアピールできるのですが、それがないまま「好きです。大学に入ってから頑張ります」ではインパクトがありません。

息子が得意な分野は、リサーチして論文を書くことなので、そのスキルとコンピューターサイエンスをどう結びつけて、こじつけて売る込むか、悪戦苦闘中です。

補習校に11年半通った彼は「針小棒大」「はったり」というアメリカ的なカルチャーと、「謙虚」「能ある鷹は爪を隠す」という日本的なカルチャーが入り混じって、なかなか立ち位置が定まらないようです。

このプロセスが後になって振り返れば、「自分を見直す、よいきっかけになった。」と思えるようにあるでしょうが、今は親も子も「げっそり」しています。

2012年7月20日

大盤振る舞い

 

 

Dirty Secrets of College Admission Officers

Dirty Secrets of College Admission Officers
If you’ve got a Kindle or a Nook and you haven’t bought a copy of the second edition of my book, The College Solution yet, you are in luck! The publisher is temporarily giving away the electronic version of my new book for free!

サンディエゴ在住の大学進学カウンセラーLynn O'Shaughnessyさんの最新の著書が今だけダウンロードが無料です。


私は、数ヶ月前発売と同時に15ドル出して買いました。これを知っていたら、待っていたのにと残念です。


でも、お金を出して買っても十分元が取れる情報量です。


彼女は、メリットスカラシップについて詳しいので、いつも参考にさせていただいています。










I don’t know how long this price will last, but I’d jump on it. If it’s any consolation for those of you who don’t have a Kindle or Nook, the book is currently being sold online at a 39% discount.

Admission Secrets Revealed

I’m sharing a piece today about the current college admission climate that was written by Dean P. Skarlis, who is president of The College Advisor of New York in Albany.The Washington Post originally carried the piece and he agreed that I could share it with my readers.
According to the The Chronicle of Higher Education, there now are 100 colleges which cost more than $50,000 per year, including the first public university, the University of California at Berkeley.
What would shock unassuming parents even more than exorbitant tuition are some of college admissions’ dirty little secrets. I believe shock therapy is necessary, given the size of the investment parents will make in paying as much as a quarter of a million dollars for four years at many of these popular schools. They need to be alerted so they can separate valuable information from propaganda.

Beware of Conventional Wisdom

A piece of conventional wisdom imparted by colleges that I routinely recommend consumers ignore is to “let Johnny first select the school and then mom and dad can figure out how to pay for it.” The logic here is that these two parts of the college selection process are distinct and mutually exclusive. This couldn’t be further from the truth.
Over the past 20 years, colleges have changed dramatically. The majority of schools now have significant agendas, and are less concerned about making the best match. Instead, they seek high quality students, diversity, and as many “full pays” as possible. The admissions and financial aid processes have become irreversibly intertwined and students whose parents can “write the check” stand a markedly better chance of getting admitted, all other factors being equal.

The Story Behind Need-Based Aid

Another favorite tip counselors love to give is to search for colleges that offer “need-based” financial aid. Families often hear this term at college fairs, and read about it in the media. What need-based aid means is that an institution promises a prospective student a financial aid package that covers ENTIRELY what the financial aid formula says the family can afford. This aid comes in the form of grants, loans and work-study awards.
But schools use different aid formulas to assess families’ ability to pay, and the reality is that need-blind admissions is available at roughly two dozen of the most elite institutions in the U.S. that can afford to offer full aid. For the 99 percent of students who can never get admitted to these highly selective schools, this policy doesn’t apply. Yet it lures people into believing that the admission decision and the award package are awarded SEPARATELY. This may have been true in the 1980s, but it certainly is not the case now.

Colleges Are Businesses

A friend of mine who is an admissions dean at a well-known research institution laments how much college admissions has changed.
She says: “Today, it’s all about ‘net tuition revenue,’” or hitting a revenue target that a school projects it needs. A client recently informed me that when they told an admissions representative that they expected to be paying the full price, given their income, the admissions person said the institution was “need-aware,” meaning they would look favorably on their high income in the admissions process. Translation: The school wanted this client’s child and was willing to admit the student. By the way, this student was a marginal candidate applying to a selective college. So much for egalitarian idealism.
Using both need-based financial aid and merit scholarships, the dirty little secret is that schools are leveraging “the best” students – this term is relative to every college and every student. Colleges throw more money at the kids they want the most—athletes, strong academicians, minority students, and students gifted in music or other talent that will shed more glory on the institution.

Uncovering Hidden College Gems

If parents want to pay less, they need to understand which colleges want their child most and why. They must consider cost early in the process, and be realistic in considering schools that are not among the top brands. There are hundreds of “hidden gems” across the country, and families who approach the process strategically stand a better chance of finding them.
Finding great schools at a lower price can be a mind-boggling process for busy, working parents, but they have to understand that they are their own best advocates.
Colleges have the financial aid shell game down to a science. Consumers are mostly oblivious to the fact that the admissions and aid processes are not simple and noble. Given the absurdly expensive cost of many popular schools, families should wake up to the fact that they must consider cost early in the college selection process.
Lynn O’Shaughnessy is the author of the second edition of The College Solution.

2012年7月19日

受験生の夏休み (1)




息子は、6月のはじめに2回目のACTを受け、最近結果が出ました。

本人的には、「GOOD  ENOUGH (十分)」レベルで、今後テストは受けないことに決めました。補習校のお友達の中には、夏中SAT予備校に通ったり、家庭教師の先生についてみっちり秋のテストに備える子どもたちもいるので、「やってみれば?」と聞いてみたのですが、「どんなに頑張っても、せいぜい12点しかスコアが上がらないだろうから、時間がもったいない。夏休みは、ほかにやりたいことがたくさんあるから、面白くない勉強のために無駄はしない。」と言い張ります。SATACTの問題集は彼の本棚から姿を消してしまいました。(泣)


 
親は、「12点」(36点中)が大きな違いと考えているので、両者の間にはかなりの認識の隔たりがあります。「日本のセンター試験と違い、アメリカの統一テストは、年に何回も受験のチャンスがあるので、せっかくだから、生かせばいいのに、何で早々と終了宣言してしまうんだ~」と、イライラしてきます。

 
数字にうるさい夫は、「この新品状態から見ても、問題集、文法書に使った40ドルのうち、75セントくらいしか元を取ってないじゃないか。」とあきれています。

 
「よし、ニッキーと同じ大学に行こう! 僕は、楽器ができないけど、アジア人やカリフォルニア枠でスカラシップも出してもらえるかも。ニックとルームメートになれるよう、今から学校に頼んでおいた方が大きい部屋がもられるかも」と取らぬ狸の皮算用をやっています。


カウンセラーの先生に相談すると、「ACTの1,2点は、誤差の範囲と考えられるから、むしろエッセーに力を入れたり、アクティビティを充実させたほうがいいのでは。」とアドバイスをいただきました。


統一テストは、終わってしまいましたが、夏休みにすることは多いです。大学で学べるカリキュラムのリサーチ、アプリケーションエッセー、来年度のAPクラスの夏休みの課題をこなすだけでもでも、本人的にはもう「十分に勉強している」レベルになってしまいました。


それでも、お友達と遊びにでかけたり、ゲームをしたり、ジムに行ったりする時間はたっぷりとってあるので、見た目は相変わらず暢気そうです。


日本だったら、受験生は志望校の名前を半紙に毛筆で黒々と書き、ねじり鉢巻でエンジン全開で「頑張って」いるのかもしれませんが、(いつの時代の話をしてるんだ?!)息子の夏休みは、マイペースです。