2014年4月2日

サンディエゴはありがたい町です





息子は休み中、大きな町の中国マーケットに先輩たちと出かけました。

長い間サンディエゴに住んでいると、3軒の日本のスーパーがあり、お弁当、お惣菜が自由に手に入り、週末には店頭でおはぎやシュークリームが作られて、全国駅弁大会、北海道物産展が定期的に開催されるような環境がどれほど恵まれていていることを気づくことさえありません。

でも、先輩たちが苦労して中国マーケットで日本の食料品を探す姿を見て、初めて息子はこれまでの自分の環境がラッキーだったことに気づいたようです。

戦争花嫁として渡米された方のお話を伺うと、当時は醤油、米さえなかったそうなので、今はどんな田舎のアメリカのスーパーでもその2つは手に入るので、ずいぶん改善されています。
今でもマイナーな国に赴任される方は、「ハウスほんとうふ」(いまや完全に死語になり、そんな商品がまだ存在していることすら知らなかったけど)


https://www.house-direct.jp/product/hontofu


を大量ケース買いして、持ち込むと聞きました。


うちの近所のコスコでは、オーガニックのハウスのお豆腐が4つセットで売っているくらいなので、お豆腐は世界の人々の食生活にも深く入り込んでいると思っていたので、びっくりです。



ネパールに赴任する外交官の奥さんの友達は、「現地の人に鶏舎を建てもらって、鶏卵を入手する手引書」を読んでいたり、「大使館スタッフが1ヶ月に1回、飛行機に乗って、シンガポールの大丸に食料の調達に出張するの。」と10年前くらい前に話していたので、現在でもアメリカの田舎より不便な食生活をしている日本人は世界にはたくさんいらっしゃるのかもしれません。




食いしん坊の私としては、サンディエゴを離れるのはとてもハードルが高そうです。

 




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