2014年6月14日

民宿



息子が帰省して2週間がたちました。

この夏は、地元のカレッジでクラスを取りながらアルバイトをする予定です。

残念ながら、アルバイトは競争が激しいのと出遅れたので、なかなか見つかりません。大学の授業のスケジュールに合わせ、なおかつガソリン代がかからない場所と、色々条件が重なり、ハードルが高いです。

仕方がないので、家のペンキ塗り、ブラインドの付け替え、庭仕事などの仕事で細々稼いでいます。

 

息子が帰省するやいなや、大学の友達が1週間滞在したり、高校時代の友達が泊まりにきたりと、我が家は民宿のようになっています。

みんなお金がないので、サンドイッチを作ってはビーチや山、コミュニティープール、テニスコートに出かけています。中西部の子供から見たら、太平洋を見ながら読書をする、波の音を聞きながらランチを食べるということだけでも贅沢なのだそうです。暗くなるまでずっと水平線に見とれて帰ってきます。

家で夕ご飯を一緒に食べながら、友達から息子の大学での様子を聞いたり、高校の時と比べると見違えるようにしっかりしてきた元クラスメートと話すのはとても楽しいです。みんなの将来の夢を聞いていると、ワクワクしてきます。

今日泊まりに来ているキャメロンは、高校時代からずっと獣医志望だったのですが、大学のキャリアカウンセリングを通じて、自分は弁護士向きだということに気づき、方向転換をしていました。3年目から他州の大学にトランスファーする計画を立てています。彼のお母さんも弁護士で、その大変さを見てきているので、「弁護士だけにはなりたくない」と言っていたのですが、「動物を助けるより、人間を助けたい」と思うようになったそうです。

みんなそれぞれに紆余曲折があり、その中で悩み、苦しみ、成長していることを聞いていると、私まで元気になってきます。



息子の大切な友達は、私に色々なことを教えてくれるメンターでもあります。


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