2014年3月3日

ワールドドクターズオーケストラ


ぽーと会でこれまで「東日本大震災医療ボランティア報告会」をはじめ、4回も講師を務めてくださった清泉貴志先生から、コンサートのご案内を頂きました。



ご無沙汰いたしておりますが皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。



さて、本日はワールドドクターズオーケストラの日本公演のご案内を申し上げたくメールをさせていただきました。

ワールドドクターズオーケストラとは名前のとおり、世界30カ国以上の医師で音楽家が集まり、2007年に創立された交響楽団です。本部はベルリン医科大学(Charite)にあり、年に2-3回世界各地で演奏会を行っています。団員の医師メンバーはすべて手弁当で演奏会に参加し、収益は世界各地の医療NPOに寄付しております。

今回は東日本大震災の3年目ということで日本公演のはこびとなりました。私事ながら、大震災直後の2011年6月から7月にかけボランティア医師として石巻市の福祉避難所に滞在し、医療活動を行いました。まだ仮設住宅ができる前のことです。当時の被災地の惨状とそれに負けない被災者の皆さんの不屈の精神は今でも心に焼き付いています。

今回の日本公演は福島県のいわき市(3月21日)と東京(3月23日)で行います。いわき市では地元の学生たちとの共演をはじめ、世界各地から参加する医師仲間に被災地の復興の現状を見てもらい、帰国した後にそれぞれの国で地震による原発事故の恐ろしさ、復興への道のりは長いのだということを啓蒙してもらいたいと願っています。私はチェロで公演に参加いたします。

公演の詳細、チケットにつきましてはこちらのリンクをご覧ください。

今回の公演では日本から30名ほどの医師が、海外からは60名ほどが参加いたします。
お時間が許しますようでしたらぜひお越しくださいますようお願い申し上げます。また、ご友人、ご家族の方々にもこのコンサートのことをお知らせいただけますと大変幸甚です。

末尾ながら皆様のご清祥をお祈り申し上げます。

敬具

清泉貴志





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