2012年6月18日

最後の運動会 (涙編)



一昨日は、補習校の運動会でした。


息子は、今高校3年生なので、今年が最後です。


高校3年生は、数人を除いてみんな現地の高校を卒業したばかりです。秋から大学に入学する子ども、日本に帰国して、帰国生のための予備校に通う子どもいます。これまで長い間毎週顔を合わせていたのに(長い子どもだと11年以上)これからは、世界各地に散らばっていきます。

卒業生のお兄さん、お姉さん、現地校に専念するため辞めた元同級生たちもたくさんきてくれました。

高等部は、運動会の設営、運営、カキ氷スタンドの売り子、など多くの用事があります。働いてばかりで、あまり競技に出られないとクレームがあったので、今年から、少し競技に参加できるチャンスが増えたそうです。

どの子どもも、本当にいきいきした充実した顔でした。楽しいだけでなく、責任感、達成感、色々な思いがあるにちがいありません。

息子の同級生たちが全校紅白リレーのアンカーを務めた時は、思わず「頑張れ~~~!!!○○~~!」と全てのおかあさんたちが声を張り上げて応援していました。私も今日もまだ喉が痛いです。

先生方も涙目でした。

目が真っ赤の大人と比べ、子どもたちはあっけらかんと、

「7月○○日、渋谷で会おう!東京のみんなとも打ち合わせておくから。あとでフェースブックで確認」などという、スケールの大きな待ち合わせの約束をしています。

息子は、下級生と、「大連で会おう」という、これまた補習校らしい、待ち合わせをしています。息子は関空経由、友だちは成田経由です。

「卒業したらもう会えないかも」、「遠くに離れて、寂しい」などというコンセプトはこの子どもたちにはないのかもしれません。

先生方、事務の人たちや看護師さん、セキュリティー、カストディアン、お友だちのお父さん、お母さん、本当に多くの大人に方々にお世話になって、子どもたちは毎週補習校に通うことができました。なんてラッキーな子どもたちでしょうか!

夏休みが始まると、今度会えるのは、3月の卒業式です。





今年は、「おかん」のお弁当を頼みました。
1個12ドルです。
日陰の部分は鳥のから揚げと卵焼きです。

とってもおいしかったです。
私がお弁当を持って、お友達が撮影してくれました。







2 件のコメント:

  1. 子供が通っていた補習校では、毎年
    学芸会と運動会は、手間がかかって仕方が無い、今年こそ止めよう。
    補習校の本命は、勉強、勉強のみに特化すべき。
    が、職員会議の議題になっていました。
    最後は、子供が喜ぶから、続けよう
    という結論で終わります。(これも習慣化)
    この写真を見ると、
    やっぱり続けよう!
    って気になるますよね。
    お弁当、、、、羨ましくて、涙。

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  2. なかたさま、

    たしかに、補習校が勉強だけに特化していれば、先生方も親もずいぶん楽なんですよね。

    でも、行事、生徒会活動を通じて学ぶことが多い上、子どもたちの笑顔、キラキラした目を見ていると、続けなきゃと頑張ってしまうのです。

    振り返ると、補習校って、教職員と父兄の熱意と善意で成り立っているんだなあと、ただただ感謝でした。

    おいしいお弁当を親は時間をかけて堪能しました。子どもたちは、昼休憩がほとんどなくて、しかも、遊びに来てくれた先輩方、友達とおしゃべりするのに忙しくて、自分では食べなくて、分け合っていました。これは、これで、楽しそうでよかったです。

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